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可憐

2006-04-14 07:05:52 | Weblog
 俳画 今日の花「ドウダンツツジ 花言葉『節制」  
 題字 「満天星」


 

ツツジ科。落葉低木。

日本に4種類が自生するほか、
中国、ヒマラヤなど東アジアに十数種が分布しています。

まれに常緑のものも見られます。

樹高は、1~3メートル。

花期は、4~5月。

花色は、白・紅色。
白が本家の「ドウダンツツジ」で、
紅色のストライプ模様が入るのは「サラサドウダン」。

大きさ1センチ前後の、スズランにも趣が似た可憐な花を、
房状に咲かせます。


放っておいても、整った樹形を保ち、
刈り込みにも強いため、
公園や生け垣によく使われています。


細い枝がミツマタに分かれる様子が

3本の棒を結んで、油皿をのせた「結び灯台」に
似ていることから、
古くは「トウダイツツジ」と呼ばれていたようです。


春の若葉と可憐な花に加え、秋の紅葉も見事。

生け花の花材としては、
紅葉のシーズンに最も使われるということです。


「満天星」は、漢語なのですが、
中国では、この花の咲く様子を、満天の星に
たとえたのですね。

確かに、夜目に白のドウダンを見ると、
星空のようなんです!


同じ科のツツジとは全く違った雰囲気ですが、
花言葉は同じ「節制」です。

丈夫な性質で、比較的乾燥にも耐えることから、
つけられたようですが・・・

日々の節約に励む、健気な奥様のようではありませんか!
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