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勤勉

2006-04-18 08:50:49 | Weblog
 俳画 今日の花「アカツメクサ」。花言葉「勤勉」
  題字『勤画」
 

マメ科。多年草。

原産地は、ヨーロッパ。

日本には、明治の初めに、
牧草や緑肥(すきこんで肥料にする草、レンゲソウと同じ)として
渡来したとされます。


草丈は、30~60センチ。

花期は長く、5~10月にかけて。

赤紫色の花は、小さな花が100前後も集まって
形作られたものです。


「シロツメクサ」との違いは・・・

・葉の形(「赤」の方が先がとがっている)

・茎が地面を這わず、直立すること(「白」は「ほふく」系)

・花のすぐ下に葉があること(「白」は花茎を15センチほど伸ばす。
     だから、「花かんむり」が作りやすいんですな)

・・・などがあげられます。


葉や茎をはじめ、花も食べられます。

伸びはじめの柔らかい茎や葉は、ゆでて和え物に、

花も、酢を落とした熱湯でさっとゆでると、色が変わらず、
スープの浮き実やおひたしに。
色どりが鮮やかです。


そしてなんと・・・

花には、最近注目の健康成分
「イソフラボン」が含まれているんです!

そのほか、様々な薬効成分を含み、利尿や咳止めの作用も
あるため、

欧米では「レッド・クローバー」の名前で、
古くからハーブとして利用されてきました。

日本ではそれほど注目されていないようですが、
(イソフラボンといえば、世界に誇る
「大豆食品」がありますからねぇ)

エキスが化粧品に配合されたり、
お茶として販売されているようです。

今後、注目を集める、かもしれませんね。

期待を裏切らない「勤勉」さを、発揮してくれることでしょう。
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