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心静か

2006-04-11 07:44:34 | Weblog
 
ヒアシンス
花言葉は

(ピンク)「しとやかなかわいらしさ」
(白)「心静かな愛」「控えめな愛らしさ」
(赤)「嫉妬」
(濃紫)「悲哀」「競技」(黄)「勝負」「あなたとなら幸せ」
 


水栽培される花の代名詞でしょうか。

花はもちろん、水中にどんどん伸びる根っこも、
見飽きないですよね。
良い香りもします。

イギリスでは、「黒いヒアシンス」が先ごろ開発されたとか!

ユリ科。球根植物。

地中海沿岸が原産地。

日本には、1863年、フランスからチューリップと共に渡来しました。

現在主流の種類の草丈は、25センチほど。
(ダッチ・ヒアシンス系・・・
オランダで改良されたもの)

花期は、3月~4月にかけて。

野生種の花色は青紫ですが、園芸種は、赤・ピンク・白・
黄色などカラフルです。


ヨーロッパでは古くから愛好され、ギリシャ神話にも登場します。
こんなお話。

スポーツ万能の美少年「ヒアキントス」。

(「ベニスに死す」の、ビョルン・アンドレセン・・・? 若かりしころの
、ピーターさん? う~む)

太陽神「アポロン」の寵愛を一心に受け、幸せ絶頂・・・(
織田信長と森蘭丸のよう?)

しかし、なんという運命のいたずら、突然ヒアキントスを
不幸が襲います。

二人が円盤投げをしていたところ、アポロンが投げた円盤が
ヒアキントスに当たり、
彼は血だらけになって倒れてしまいます! 
(命を落としたとも、失明したとも)

嘆き悲しむアポロン。

実は、円盤がヒアキントスに当たってしまったのは、
二人の仲を嫉妬した、
風の神「ゼフュロス」のしわざだったのです。(おそろしや~・・・・)

ヒアキントスの体から流れ出た血から生まれたのが、この花。

この伝説にちなんだ「スポーツ」「悲哀」といった花言葉も
つけられています。


その後、アポロンとゼフュロスは、白いヒアシンスを見ては
心静かな愛
を手に入れたかった・・・と
、悔やんだわけはないでしょうが、行き過ぎた嫉妬は、いけません。
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