ではどうすれば人類は自分の美をつむぐことができるのか。それには自分独自の美を実行することだ。高い愛を実行することだ。高い実行力もないくせに、高い美を着るから馬鹿になる。外見が美しければなんでもいいんじゃないんだよ。君たちは美がどういうものであるかの学びも積んでいない。美を片方の側からしか見ようとはしない。美とは自己存在の創造力が深くかかわっている冒険である。真実の美は破壊されない。君たちは美を盗みまくっているという現実を無意識のうちに知っているからね、美しい人とみれば破壊してやろうと牙をむくが、決して美は破壊されない。それが愛の本質の表現である限り。
アンタレス