炎のままこおりついた
感情をのみこんで
わたしは
わたしはわるくないと
いうのです
わかっているのです
わたしがわるいのは
けれどそれをみとめると
わたしがみじめになりすぎるのです
あまりに
ちいさいから
あまりに
ばかだから
このはいちまい
うごかしたことのない
おんなが
空を支えていた
天使を馬鹿にしたなんて
そんなこと
ぜったいに
みとめるのは
いやなのです
うすいこおりでできた
勲章をかんで
こんなものばからしいと
わらいながら
ひとをばかにして
ひとをばかにして
ひとをばかにして
じぶんがえらい
つもりにしなければ
わたしは
じぶんを
いきて
いけないのです