世界はキラキラおもちゃ箱・第3館

スピカが主な管理人です。時々留守にしているときは、ほかのものが管理します。コメントは月の裏側をご利用ください。

春の花・2

2024-04-20 03:18:14 | 森の声・花の歌

今日も春の花の写真です。
最初はオステオスペルマム。


アツミゲシ


オランダミミナグサ


スノーフレーク


ナノハナ


ベニバナトキワマンサク

春も深まってきて、花が次々と咲いてくれる季節。
うれしくて外を歩きながら写真を撮りまくっています。
また撮りたまったらやってみたいと思います。




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春の花

2024-04-19 03:57:22 | 森の声・花の歌

春に浮かれて、花の写真を撮りすぎてしまいました。
本館だけでは紹介しきれないので、こちらでもあげましょう。
最初はオトメツバキ。


カジイチゴ


ソメイヨシノ


セイヨウタンポポ


これはミツバツツジかな


ユキヤナギ

まだたくさんあるので、明日も紹介してみたいと思います。




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天国への切符

2024-04-18 03:42:54 | 詩集・こどもたちへ

こどもたちよ

嘘と 本当の
両方の実を
同時に食べることは
できません

本当の自分の
美しい幸福が欲しいなら
必ず
嘘を捨てなさい

栄光の勇者の誉れも
あでやかな美人の顔も
それが嘘なら
すべて捨てなさい

素知らぬふりをして
嘘をかぶったまま
天国の門をくぐろうとしても
神をごまかすことはできません

天国への切符は
本当の自分自身です
たとえ今の自分が
猿のように
みじめな姿をしていても

その真実を
すべて受け入れなければ
天国を知ることは
できないのです




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たんぽぽの

2024-04-17 03:45:05 | 歌集・こてふらん

たんぽぽのてんてんともる野をゆきてふときく風の音に驚く



ありとある人のすべてはよきものと涼しき神の風はささやく



うつそみの人を恨みて世をなげきおのれをくづす人の苦しさ



よきものをよきものとみて道をゆく人を喜ぶたんぽぽの群れ





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しるし

2024-04-16 03:47:21 | 詩集・こどもたちへ

肉で作った
天使の着ぐるみに
黄金の光背をかぶせ
永遠の聖者の伝説を
この世に刻もうとした

嘘で固めた
愛の仮面を顔に貼り
これこそが
選ばれた神のいとし子であると
世間に吹聴した

下手な漫画のような
嘘くさい幸福を
まといながら
天使の着ぐるみを着た
猿が歌っている

ほらごらん
翼のように
背中から生えてきた
黒い罪の木に
巨大な鉄の林檎が
生っている
あれがあほうのしるし

魔物のように
ふくらんでいく
灰色の林檎の影を
必死で打ち消しながら
猿は今日も
黄金の光を浴びて
聖者の歌を歌う




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モルガナイト

2024-04-15 04:31:48 | 花と天使・第2巻

モルガナイトは、淡赤紫色のベリル。

ピンク色に透き通ったきれいな石です。

相変わらずブリリアントカットとか描けなくて、カボションばかりです。

花もチューリップばかり。

たまには違う花も描かないといけないかな。






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ゆく春の

2024-04-14 03:59:43 | 歌集・こてふらん

ゆく春の色ををしみて今しばし待てとたのみし散る花の下



さくら花野のいちめんに紅をしきすぎゆく春の夢にいにけり



花の野をゆきて君見し夢をおひすくひの種をこの世にまかむ




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ひともとの

2024-04-13 03:35:58 | 歌集・こてふらん

ひともとの花踏むこともなきてゆくことかたき世をひとりゆく君



君の目にすむかなしみをとふこともならずかへししむなしきゑまひ



月影をあみて心を忘れ去りうすびかりする珠となりたき



春あさきころにであひしその花にすくひの夢をかたりし君よ




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タンポポの種が

2024-04-12 03:52:49 | 月夜の考古学・第3館

太り過ぎた牛のような孤独の
かく脂汗を毎日のようになめ
いたずらに魂を傷めていました

世界は閉じた自分の中にだけあると
決め込んでいたことに
気づきもしませんでした

空は高かったことに気づいたのは
飛べるようになってからです

すべての答えは自分の中にある
というのは本当でした
しかしそれを理解するには
自分だけの力ではできませんでした

私達は愛を必要としていました
この世に一人でも憎むものがいることが
どんなに命を傷めるかを
学ばなければなりませんでした
そのためにこそ全ての過ちがありました
憎悪も 悲哀も 不幸も
戦争も

失ったものは再び得られるでしょう
死を恐れさえしなければ

タンポポの種が
地に落ちることを
恐れさえしなければ



(2003年)





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ノストラダムス

2024-04-11 04:11:31 | 冬の日差し・夏の月

昨日の、かのじょの詩は、下手だったでしょう。

天使も若い時は、失敗をしたり、下手なことをしたりします。そんなころの詩をあげると、かのじょが怒ったりするのではないかと思うのですが、あまりにかわいい詩だったので、あげてしまいました。

下手だけど、あれは真心から発した、真剣な祈りだったのです。

ノストラダムスの大予言は、かのじょが子供だった頃に流行っていましたから、あれを気にしているところがありました。

1999年の7の月に、人類は滅ぶと。

でもあの予言は見事に外れましたね。1999年は、ほとんど何も起こらず、平穏に通り過ぎ、2000年がやってきた。

かのじょの真剣な祈りが、神に届いたのかもしれません。

かのじょは人類は滅びないと、はっきりと言った。自分が救うつもりだったからです。天使が生きていれば、それができる。なぜなら天使は愛だけでそれをやるから。

愛こそが、人類を救う最後の切り札なのです。かのじょは人類を愛していた。そして信じていた。どんなに暴虐の闇に深く迷うていようとも、いつか必ず真実の愛に目覚め、すばらしい存在になっていくだろうと。

たった一つぶの、まことの愛が、人類を救ったのです。

ノストラダムスは、人類を悲観していたんでしょうね。あまりに馬鹿なことばかりやっている人類の姿ばかりを見てきたからでしょう。ある種の賢さをもって、人類を観察し、いずれ人類は大変なことになるだろうと、あの立派な予言詩を書いたのかもしれません。

ですがそれは、ひとりの女性の、拙い詩によって妨げられた。こんないい子がいるから、滅ぼさないでくれと、馬鹿になって真剣に祈ってくれる天使がいた。だから人類は滅びなかった。

そんなことを想像してしまいました。




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