今年も残すところ、あと一週間となりました。
今年も振り返る時間なく、無我夢中で毎日を過ごして今日に至ります。まだ残っている仕事は山のようにありますが・・・。
私にとって今年は、お陰様で体は超元気♪そして仕事は充実していましたが、父の仕事が大変だった事もあって正直なところ笑って過ごせる一年ではありませんでした。
父にとっては昨年に続き困難な年でした。この年に至るまで親の仕事の影響を多大に受けてきましたが、自立してもそれは変わらず親の苦しみは私の苦しみでした。ただ、その困難の中から色々な事を感じ取り、物の見方が大きく変わり、自分自身を振り返り、父とは生まれて初めての親子で語り合う時間を持つ事が出来、傲慢だった父が初めて私の話に耳を傾け・・・・・・、父娘共に精神的な面で大きく変わった一年でした。
そして、自分の人生を第3者になって客観的に見ることが出来るようになりました。他人の人生を傍観するように、自分自身を・・・・・。
どうして父の娘に生まれたのか・・・・。どうしてこんな事が自分に起こるのか・・・・。
42年を生きていると振り返れる人生が、少しはあります。今日の自分があるのは、今までの色々な事があったからで、全てが自分に必要だったと納得できます。
魂が、輪廻転生をするとしたら生まれ変わるのは魂が成長をする為。
その為に私という肉体を与えられ、人間関係を与えられ、お金や物などの物質を与えられ・・・・・全てが魂が成長する為の一つの道具に過ぎないのかもしれないと思うのです。それが証拠に、どんなにお金を貯めても地位や名声を残してもあの世にまでは持っていけないのですから。(祖母は、莫大の借金を残してこの世を去りましたが、借金は持っていけないのか~!っと私は思ったのです。笑)そう、全てが生きている間だけの事。だから、お金を沢山稼ぐ事、地位や名声を残す事に大きな価値は無く、肉体を持つ苦しみ(病気になったり怪我をしたり)、人間関係、お金や物質を得たり失ったり・・・・・その色々な事の中から「成長」する事こそが生まれてきた、人生を与えられた意義のように感じます。
数年前に江原さんか細木数子さんの番組で、ライブドアのホリエモンさんや小室哲也さんに対して「これから数年、いい年になる」と言ったのにどちらも世間を騒がせるような事件になり、地位や名声など全てを失うという結末になりました。その後、週刊誌などに江原さんも細木さんも「当たっていない!」とバッシングされた事がありましたが、果たしてそうだったのでしょうか。先日、何かの番組で小室哲也さんが事件の経緯、真相を初告白っと銘うって出演されていましたが、沢山のヒット曲を生み出し、地位や名声を得て傲慢に生きていた彼がどん底に落ちて全てを失って初めて、色々な事に気が付いた・・・・みたいな事を話されていました。どん底に落ちた事で彼が大きな成長をする事が出来たとしたら、それが細木さんや江原さんの言う「いい年」ではないかと思うのです。目に見える幸せを実感する事が「いい年」では無くて、物質的な事では図れない、もっともっと別の次元に「いい年」の本当の意味があるのだと感じました。
話は戻りますが、そういう意味で今年は、我が家は色々ありましたが、家族で物の見方が変わり、幸せの本質に対する考え方も一変し、多少なりとも精神の成長が出来た本当にいい年でした。42年の私の人生で一番いい年と思える一年でした。
そうそう、お陰様で大事なCocoちゃんも元の通りの元気になりましたしね♪
きっと来年はもっといい一年になる!・・・・・そんな気がしています。