ぶんやさんち

ぶんやさんの記録

松村における「神観研究」

2010-07-31 15:27:03 | 小論
若き日に松村はいわゆる「日本(的)キリスト教」(松村は意識して「的」という言葉を使わない)の樹立を志した時期がある。その最初の論文が、松村の個人雑誌と言える「エクレシヤ」の1943年2月号に発表された『日本基督教の課題』である。その時、松村が考えた第1のテーマは神観研究であった。その狙いはキリスト教の神観と日本人の神観のアウフヘーベン(止揚)ということであったらしい。 . . . 本文を読む