ぶんやさんち

ぶんやさんの記録

自衛隊員を「武士」と呼んだらどうだろう

2010-08-03 16:50:28 | ときのまにまに
先日、教会の礼拝後、一緒に昼食を取りながらお喋りをしていて、看護婦という言い方が「看護士」という言い方に変わったとことが話題になりました。男性の「看護する人」が登場した関係で「婦」という言い方は不適当であるとされ「看護士」という言い方に変わったという。私もそこまでは知っていましたが、最近では、さらに「看護士」が「看護師」に変わったということです。
どうも、「士」が「師」に変わった理由がはっきりしませんが、どうやら「士」よりも「師」の方が社会的に身分が高いと言うらしいのです。いかにも官僚っぽい発想で、しかも、職業に貴賎をつけるような感じがします。
それから、みんなで「師」という職業と「士」という職業がリストアップされました。「教師」とか「医師」とか、ついでに「牧師」とか、どうやら「先生」と呼ばれるものが「師」らしいのです。すると「弁護士」とか「会計士」は身分が低いのだろうか。そうだ、そうだ「代議士」という職業もあった、などなど・・・・。
どうやら看護師の場合は一緒に働く「医師」との関係の中で、対等なのだという幻想を抱かせるために「看護師」と呼ぶのだという、如何にも官僚的な発想が見えてきました。それでは実際に現場で医師と看護師とは対等な関係になったのかと言うと、そんなことは全くなく、建前だけの話しのようです。実態を少しも変えないで、「名称」だけ変えて、誤魔化す。何処にでもある「差別」対策の典型のようなものです。
それなら、これから全国民が協力して代議士に対して「先生」という言い方を辞めようではないか。職業に貴賎はないということを現実するために、全ての「~~師」を「~~士」に変えようではないか。教士、医士、牧士、理容士、鍼灸士、弁士等々。ついでに、自衛隊員も「武士」と呼び、武士道を徹底的に教え込んだらどうだろう。そうしたら面白いだろう。あっはっはっ。ついでに、もう一つ笑い話を。
看護婦が看護師に成ったお蔭で、今までの「婦長さん」は「師長さん」に昇格し、「市長さん」と同格になったとか。それなら給料も待遇も「市長さん」並みにしたらどうだろう。
厳粛な礼拝の後の会話としてはふさわしくなかったと、深く深く反省しています。

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