若宮インターと宮若市

自宅から最も近い高速道路のインターは九州道若宮インターです。面白いことに若宮インターは宮若市にあるのです。現在、宮若市の含まれている地域は、明治22年の町村制施行以来、8ヶ村が合併を繰り返し、昭平成18年には旧宮田町と旧若宮町とが合併して宮若市となりました。もともとこの地域は南の方は飯塚・直方地域に接し炭鉱地帯で、北の方はわたしたちが住んでいる宗像市と接し、犬鳴川・山口川等の流域で豊富な水量に恵まれた水田地帯です。
宮若市には昔から博多の奥座敷と呼ばれる由緒ある脇田温泉があります。わたしがまだ関西に住んでいた頃には息子の所に来るのには脇田温泉の近くにあったグリーンヒルという国民休暇施設を定宿にしていました。現在では民営化されグランビアホテルになっています。

　　　　　　　　

　　　　　　　　

さて、この脇田温泉街の入り口近くに、毎年12月になると日本一と称せられる大門松が飾られます。昨日、早速行ってきました。美事です。高さは11メートル、土台の直径は5メートル、普通の家の門松のゆうに10倍の高さはあります。宮若市の人々は正直でわざわざ、なぜ日本一なのか説明しています。真竹が200本、孟宗竹が150本をふんだんに使っている点で「日本一」、全体の大きさと美しさが「日本一」、宮若の里にマッチした風格と重厚さが「日本一」。わたしの感想は文句なく「日本一」。