ぶんやさんち

ぶんやさんの記録

佐野眞一著「甘粕正彦 乱心の曠野」(新潮社)

2008-06-06 19:21:49 | ときのまにまに
ブログ「ぶんやさんち」の一日の閲覧者数が遂に300件を越え、訪問者数も100人までもう一歩というところまできました。だからといって、どうっていうことはありませんが、ともかくこのブログを開き、読んでくれる人が増えてくることは、非常に励みになります。
今日は、朝から佐野眞一著「甘粕正彦 乱心の曠野」(新潮社)を読んで、一日を過ごしました。現在ちょうど半分ぐらいのところを読んでいます。従って、まだ「読後感想」は書けませんが、非常に迫力があります。以前に同じ著者の「阿片王 満州の夜と霧」(新潮社)を読みましたが、その記憶があるので、この本を取り寄せて読み始めました。
甘粕正彦といえば、関東大震災のどさくさに無政府主義者大杉栄とその家族を惨殺した憲兵大尉として有名ですが、佐野眞一さんは丹念に関係者を訪問し、資料を集め、真相を解明し、「甘粕さんは殺していない」ということを証明しています。非常に迫力に満ちたドキュメントになっています。しかし、わたしの関心は、満州での「満州の夜の帝王」としての甘粕さんのことで、それはこれから読むところです。とりあえず、今日は中間報告。

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