ぶんやさんち

ぶんやさんの記録

史上最悪の副大統領候補(アメリカ)

2008-09-06 17:36:37 | ときのまにまに
友人から、以下のようなメールをいただきました。個人情報の関係で、友人のことについては伏せておきますが、内容は非常に興味深いものなので、紹介します。以下、友人のメールです。
(アメリカの)共和党大会は終わったようですが、ペイリン副大統領候補が何者なのか、いろいろ記事が出ています。
最初は、アラスカの教会で、「イラクと戦うことは神から託された使命だ」と述べたという記事です。マケインでさえ、イラクへの関わりを減らそうとしているのに。「教会と国家の分離のために団結するアメリカ人」という組織のスポークスマンは、これをいさめて、「牧師は説教を行い、政治家は政治的スピーチを行うということが守られていた時代は過去のものになってしまった。合衆国は、ますます宗教的に多様になっている。大統領の仕事はこのような多様な人々をすべて統合し、ともに政策の目標に進ませることである。国家の牧師みたいなものとして、人々を神に進ませることではない」と述べています。
二番目の記事はペイリンの宗教的な背景についてです。彼女は、なんとカトリック教会で幼児洗礼を受け、そして10代にアセンブリー教会(超保守的な聖霊派)でさらに洗礼を受け、6年前までその教会に通っていた。その後、独立な福音主義の教会に通うようになったそうです。
アラスカの何とかという市の市長(人口6000なので、むしろ村長)としては、改革を推し進めたようですが、2006年に初めてパスポートを取ったというような人物で外交感覚なんてゼロでしょう。来週発売のTIME誌は、15人の最悪の副大統領(もちろん最後は現職のDich Chaney)について面白い記事が出ています。
Wikipediaの「アメリカ合衆国副大統領」にあるように、元々はお飾りだったようで、大統領の職務を分担するようになったのは極最近のようです。
ペイリン女史はどうもはっきりしない人物のようです。万一副大統領になると、最悪の副大統領のリストに入るかもしれません。
このメールを送ってくれた友人は、知性、人格、信仰と三拍子そろって第一級の人物で、語学も数カ国語を自由にこなし、この人からの情報は最高レベルで信頼ができます。このメールに合わせて、最新のタイム誌の記事(日本では未だ発売されていません)の抜粋を送ってくれました。

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