ぶんやさんち

ぶんやさんの記録

孫娘が泊まりに来た

2008-04-05 15:12:14 | ときのまにまに
昨日から奈良に住んでいる孫娘が泊まりに来ている。今年から高校生ということで、夜型の生活を改め、「普通の生活のリズム」を整えるためだという。いわば、生活リズムのリハビリである。なかなか良い心がけだと思うが、もう早速今日はお昼近くまで起きてこない。昨晩は1時過ぎまで起きていたらしい。まぁいいか。おじいちゃん、おばあちゃんの所にたった一人で来たのだから、「旅の疲れ」もあるのだろうし、生活習慣というものはそうすぐに変わるものでもなかろう。
孫娘の生活を見ていると、わたしたちが育った時代とは全然違うことがよく分かる。だいたい、携帯電話についての感覚が違う。彼女たちにとっては「携帯電話」と言うよりも「携帯メール」と言った方がよさそうである。新大阪で乗車してから、博多に着くまで、家内は電話を待っていたが、かかってこない。ヒョッとしてと思って、メールを見ると、メールがたくさん届いていた。彼女たちにとって、「電話」より、メールでのコミュニケイションのほうが普通であるらしい。彼女がメールをしている姿を見ていると、ほとんど指を動かしていないような早さで、確実に入力している。喋るよりも早いらしい。わたしなどは、一応携帯電話にメール機能がついており、時々は使うこともあるが、ほとんどはパソコンのメールなので、携帯電話でメールをしようものなら、それこそ両手を使ってもまだ足らないような調子である。家内は近ごろ携帯電話でのメールを覚えて、孫娘と毎晩のようにメール交換している。それでかなり慣れてきたというものの、やはり両手でポツリポツリと「電文」を打っている。思わず「電文」と言ってしまったが、まさに「電報」のような文章である。ところが、孫娘の手にかかると、片手で他に何かをしながらメールをヤリトリしている。その早いこと、わたしのパソコンでの入力より早いぐらいである。
孫娘が来てからは、わたしのリビングでの定位置は完全に占領され、わたしは自室に押し込められてしまった。彼女は我が家に着くなり新聞でテレビ番組をチェックし夕方6時から10時までは「わたしが見る」と宣言し、テレビを独占してしまった。見ていると、テレビを見ながら、同時に携帯電話のワンセグで同じ番組を見ている。なぜかと聞くと、ワンセグの方は録画をしているとのこと、「こんなことができるのか」と驚いてしまった。しかし、一つ発見したことがある。面白いことに、アナログテレビとデジタルテレビとではほんの少し、数秒デジタルの方が遅れているのである。「やったー。デジタルにアナログが勝った」と心の中で呟いた。
孫娘の到来は、まさに昭和の時代に平成が割り込んで来たようなものである。
何か食べたいものがあるかと聞くと、刺身とスキヤキとピザを所望とのこと。なんと言っていいのか、この取り合わせ。もともとこの娘は小さいときから刺身が嫌いだったが、福岡の刺身だけは美味しいらしい。こちらの刺身は臭くないと言う。福岡に来たら、先ず刺身を食べなくてはとのたまう。その言葉を聞いて、昨日の夕食は刺身ということになった。本当によく食べる。
さて、明くる日、つまり今日は朝早くから起きて、小麦粉を練り、発酵させて、昼食にパイナップルたっぷりのハワイアンピザを作った。なかなか美味しかった。今晩はスキヤキかな。

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1 コメント

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Unknown (加藤)
2008-04-11 21:11:56
ハワイアンピザの作り方を教えてくださいと家内がいっています
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