世界大学ランキング

この度、中国の上海交通大学高等教育研究所が2008年度の世界大学ランキングを発表した。このランキングは同大学が5年前からはじめたもので、現在では英国のタイムズ紙による同種類のランキングと並んで世界的に有名になっている。
今年度のランキングによると、アメリカのハーバード大学が世界トップの座に君臨している。
わられの東大はアジアではトップであるが、世界では19位で、前年度より一つ順位を上げた。しかし、京大は世界第23位で、こちらの方は順位を一つ下げた。ちなみに、100位までにランクインした大学は阪大と東北大で、150位までは九大、名古屋大、東京工大で、200位までのクラスに、北大と筑波大とが入っている。
それぞれの大学関係者は、このランキングに対しては、調査方法や評価の仕方に批判的で、一応冷静に反応しているが、内実はかなり神経を使っているようである。
国別のランキングとしてはダントツのアメリカに続いて英国が2位、日本は3位で、文科省辺りでは、何とかして2位の座を確保したいようである。それにしても、日本の私学が200位までに入っていないのは寂しい。
中国は現在のところ、かなり下位にとどまっているが、最近どんどん上昇しているとのこと、日本もうかうかしておれない。