ノイシュヴァンシュタイン城は人気の観光スポットです。
18歳にして第4代バイエルン国王を即位をしたルートヴィヒ2世の思いがつまった、なんとも不思議な贅沢な空間だった。。。
1869年王自らの指示で城の工事が始まった。
外観はドイツのヴァルトブルク城、フランスのピエールフォンなどの中世の城を手本にし、
城の内部は白鳥の騎士ローエーグリーン
、トリスタンとイゾルデ、ニーベルンゲンの歌などの中世騎士伝説をモチーフにした壁画で飾られている。
お城に行くにはシャトルバスか馬車でお城の近くに行きます。あるいは徒歩20分。
↑のお城はバスから降りて展望台で撮影。
シャトルバスから降りて、木漏れ日の山道を散策しているような気持ちがいい距離を歩く。
標識の上の図柄はスワン。黒鳥?
お城までもうすぐ!上を見上げると見えてきた。
アーチ型の入り口?から入ったが(左)両サイドはすぐトイレ。
真ん中あたりに赤く光っているのは入場券番号、時計も見える。
多分この個所は後付で観光者用に作ったのかもしれない。
先に進むと広場になって入場順番を待っている人がたくさんいる。
つまり入場制限をして番号が点灯したらゲートから入る仕組み。
待っている間、城外に滝と工事中のマリエン橋がみえた。
あの橋から見たノイシュヴァンシュタイン城は素晴らしい景観と言っていたが、、、
工事中と言っていたが・・・ 数人がこちらを見ていた!
城内は撮影禁止のため画像はない。
外観は中世風の<白鳥の騎士>が住むようなお城だが、、、。
内部は想像もできない宝石を散りばめた純金の巨大なシャンデリア(900㎏)やオペラ劇場の「歌人の間」。
「王座の間」・「寝室」・「居間」・「執務室」はコダワリ過ぎ、
落ち着かないほどの豪華絢爛さに誰かアドバイスする人がいなかったのか、と思った。
(いなかったのですね、国王は、この勢いで国情が分からず多額の借金をし、自滅に追いやられたのですから。。。)
城内から城外は写真が撮れ、窓から撮影した。
近くにルートヴィヒ2世が幼少時代を過ごした、彼の父が所有するホーエンシュヴァンガウ城。
右側は来るとき見た田園風景が一面に見える素晴らしい眺めだ。
100年以上たったお城だけれど外装工事をしたばかりなのか、とてもきれいだった。
新緑の爽やかな季節に、城内の売店で買った帽子を被って振り返りながら後にした。
(右上)お城の上にハンググライダーが飛んでいた。
=5月10日在=
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ルートヴィヒ2世は中世騎士道の憧れを強く抱いた人で、ワーグナーを庇護し、彼の創作する楽劇の世界に酔いしれた。
またヴァルトブルク城やヴェルサイユ宮殿を目にした王は「私自信の作品」として自分の中世への憧れを具現化した。
建築をしたのは宮廷劇場・舞台装置。舞台美術を担当していた画家である。
ルートヴィヒ王の趣味のためだけに建設された実用には不向きな城である。
おとぎ話しに出てくるような美しさのノイシュヴァンシュタイン城はディズニーランドにあるシンデレラ城のモデルでもある。
=参照wikipedia=
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