高山に自然に咲く花は園芸品種にはない素朴で可憐で
人々の心を和ます貴重な存在です
雨滴がきらり、雨に打たれながらも冬から目覚めた短い花生は輝いています
お花に包まれた天国とはこんな風景でしょうか
さて早朝から雨音がきこえ、降り始めが予想外に早かった
真っ白で濃霧がかかっているテン場をみたが、まだ皆オネムらしい、(ホッ)
am5に下山、予定にはなかった八本歯コル~大樺沢二俣コースで下ります
下山途中に沿って咲いていた高山植物を撮影しました
足元悪く気を付けてね
<チングルマの実> バラ科
<ミヤマアキノキリンソウ> キク科
<キバナシャクナゲの実> ツツジ科
<コケモモ> ツツジ科
<タカネナナカマド> バラ科
<コイワカガミ> イワウメ科
<ツガザクラ> ツツジ科
<ヨツバシオガマ> ゴマノハグサ科 (右)<オンタデ> タデ科
<イブキジャコウソウ> シソ科
<シラネヒゴタイ> キク科
<ミヤマウイキョウ> セリ科
<タカネコウリンカ> キク科
<ミヤマナナカマド> バラ科
<ミヤママンネングサ> 深山万年草 ベンケイソウ科
<ツマトリソウ> サクラソウ科
<タカネイブキボウフウ> セリ科
トラバース中、↓ のミヤマムラサキを発見
<ミヤマムラサキ> ムラサキ科
<ハゴロモグサ> バラ科
<ミヤマアワガエリ> イネ科
<ミヤマアカバナ> アカバナ科
急斜面!!
<キタダケトリカブト> キンポウゲ科
北岳の特産種 最も小さく高い所で育ち、毒性は変わらない
<コウメバチソウ> ユキノシタ科
<イワオトギリの蕾> オトギリソウ科
<コメススキ> イネ科
ガラス細工みたいにきれいです
滑りやすく浮き石あり、登って来る人もいたり・・・
<タカネビランジ> ナデシコ科
南アルプスの特産種 北岳のものは白色から淡いピンクもあります
トントントンと下りる人がいた~ (ワタクシは背向きの4足歩行です)
八本歯コルのテッペンに登って「これ以上は恐いよ~」と言っている人が、、、
雲の切れ間から時々青空が、、
首飾り(北岳南東斜面) コルの間から
池山小屋方面へ 急登!
広河原方面へ左折、ようやく八本歯コルを抜けました
<ハナチダケサシ> ユキノシタ科
<ミヤマオトコヨモギ> キク科
雨も上がり大樺沢二俣が見えるようになりました
関西からの団体さん、大声だしながらとても賑やかに下って行く
先日、この雪渓の上に上がり滑落事故があったと聞きました
見えないが雪庇もかなり進んでいます
<ミソガワソウ> シソ科
<タカネビランジ> ナデシコ科
南アルプスの特産種
wanted
<ミヤマガラシ> アブラナ科
見上げると北岳パットレス方向が源流かな?
北岳パットレスを見上げて 興味のある人は <コチラ>
<イワオトギリ> オトギリソウ科
<ミヤマハナシノブ> ハナシノブ科
<シロバナノヘビイチゴ> バラ科 イチゴの原種
wanted
<ソバナ> キキョウ科
<キオン> キク科 (右)<クガイソウ> ゴマノハグサ科
雪渓と並行して冷たい水が下っています
<二俣>です、仮設のトイレを設置していました
10分弱休憩 重かったオレンジをむいて夫が待っていた(アリガト、生き返った)
<ホソバハナウド> セリ科
セリ科の図柄は幾何学的繊細ですね~☆
<トモエシオガマ> ゴマノハグサ科
<センジュガンピ> ナデシコ科
<マルバダケブキ> キク科
雪渓沿いから渓流沿いになり清流の音が響き渡る
<マイヅルソウ> ユリ科
大きなザックを背負った熊○高校の生徒達とすれ違った
「まだですか」?の質問に、「どこでキャンプ」?と聞くと、「北岳肩ノ小屋」
「まだまだ先」と言うと悲鳴をあげていた(笑)
引率の先生も大変だが、大汗をかいた生徒たちは逞しかったな
炎天下に照らされていた下りから、樹林帯に入る
<タマガワホトトギス> ユリ科
花が上を向いて咲いています
勢いよく轟音たてています、橋の上はヒンヤリ涼風がふき、ちょっと生き返る
こんな小沢が6~7ヵ所あり大樺沢なんですね
下に花弁が落ちていたので見上げると
<バイカウツギ> (梅花空木) ユキノシタ科
<レイジンソウ> キンポウゲ科
<コウシンヤマハッカ> シソ科
<サワキク> キク科
<カイタカラコウ> (甲斐宝香) キク科
南アルプスを中心とした特産種
<キツリフネ> ツリフネソウ科
<ミヤマエンレイソウ> ユリ科
(延齢草)と言っても毒草
ようやく白根御池小屋へ通った二俣に着きました、広河原まで約20分
広河原山荘が見えた、自販機で買った冷たいアセロラCで生き返った
多分明日登山に向かうグループだろうベンチで一杯飲んで賑やかだし
野呂川でも若いカップルが川遊びで楽しそうだし
そんな風景をみながらトボトボ吊り橋を渡った
そして行きに見たこの風景を感慨深げに見上げた
山頂はまた雨かもしれないね
広河原で9人乗りタクシーにすぐ乗れ
早くお風呂に入りたい
家でそうめん食べたい
冷やしてきた桃を食べたいなど
思いながら、、
Rは「うなぎ食べたい」「食べたくない!」などの会話をした
途中、日帰り温泉に入りようやく家路に着くことができました
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※ この記事は高山植物を中心に書き進んできました
登山道の左右に咲いていた花たちです
何度も同じ花が出て来ますが
その場所に咲いていた花なので敢えて加えています
また、間違った花名・未花名は追々訂正していきたいと思います
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