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6月24日、雲取山荘1泊予定で<雲取山>に登る
天気予報が急に<曇り雨>とかになったが
先日の尾瀬・燧ヶ岳行きも雨の合間で降られずになんとか行けた
中央高速から圏央道の日の出ICを降り奥多摩へ
鴨沢バス停のトイレのある駐車場に停めた
夫は登山口近くに駐車場があると言っていたが、現在は通行止となってクルクル無駄足を踏んだ
鴨沢橋を渡って先の山に上がる道に進み民家の前を通る
途中通行止の前を右側に見、そのまま道なりに進む
<一般の車、駐車禁止>のPが左側にあり、至雲取・七ツ石方面に行く
杉林・雑木林を約30分歩くと広い舗装された道に出る
しばらく道なりに歩いてすぐ左に上がって行く
ここが登山口
アジサイ科 <ヒメウツギ>
里山のような風景に可愛いヒメウツギが満開
杉林を通過しここでちょっと一息
山頂から下山した方とすれ違い話しかけてくれた
「昨日は9時にスタートし雷雨にもうたれ山小屋に着いたのは16時30分
雨が降りだしたら急に雷が来るから早く雨具を付けた方がいい」
今日もそんな雲行きになった
朝、駐車場で見かけた人が 追い越して先に行った
だんだん雲行きがおかしくなり、取りあえず昼ごはん食べる
雷が急にゴロゴロ鳴り出し進路を塞ぐ
前後は誰もいない・・・
この橋をワタル
上記2枚は帰路のフォトか?
写真を撮れる余裕はなかった
すごい雷だったので避難小屋によると、人がおり、、、
「雷に気をつけて行ってください」と言われた
ここからは2か所の<まきみち> を選ぶ
頭上での雷鳴は生きた心地がしない
足もとも、リュックも、体もベタベタ。。。。
2つ目の<まきみち>で鹿の鳴き声がした
眼と眼が合い、じっとこちらを見ていた
後で<山荘の若様>に聞くと「コジカ」が2匹山頂にいる、と言っていた
いつ着くか分からないくらい山をてくてく、半周したような・・
が突然、雲取山荘の屋根が見えホッとした
おまけに山荘に陽が射し、、虹まで出ていた
このフォトは偶然虹が撮れていた
山荘からも<虹だ、虹だ>と写真を撮っている人がいた
15:30頃着、、おつかれさまでした
ワタクシは虹を見た後すぐ別棟の乾燥室で服・靴を脱ぎ座り込んでしまった
すべて着かえてようやく落ち着いた
本日の宿泊者は7名とのこと
管理人さんから「こんな日は来るな」と言われた人もいたそうな
それも一理ある
今日は全員個室使用、ほとんどの人は三峯神社から登ってきたみたい
とりあえず「こたつ」に幸せを感じ一息つけた
炬燵って暖かい
夕飯・朝飯・夫の酒
20:30消灯、寝つきは良かったが0時・3時と目が覚めた
4:30のご来光もバッチリ
(実は管理人さん、明日は雷雨・ヒョウに大変な天気になる、と言っていたが)
なんてラッキーでしょう
朝焼けの雲取山荘
朝焼けの田部重冶氏のレリーフ 出発時祠にパチパチ
<水も沢やか水>
三峯神社から来た人、次は八ヶ岳の赤岳を登ると言っていた
トイレも水洗です <東京都>
やはり午後からの天気が心配で朝食(5時)を食べてすぐ山頂に登る
雲取山「原三角測点」
東京都のかつての山頂標柱
避難小屋辺りから登ってくる母・娘さんに会った
昨日は怖くて<七ツ石小屋>に泊ったと言っていた
下山中、そんな登山者と何人か会った
考えてみると経験ある夫がいなければ、絶対無理をしなかった
富士山もかすかに臨めます
山頂近くの避難小屋を背に、青空のもとドンドン下って行きます
このコースは初めて(行きはまきみち)
雲取山の雲
ガスってきたり、陽が射したり・・
尾根歩きはお天気が良いと気持ちがいいですが、昨日のような雷雨では怖くて・・
<サラサドウダン>満開
昨日、雨宿りをしょうと思った避難小屋だけど・・
気温は12℃
<まきみち>で遠回りした
途中、夫とRは<七ツ石小屋>を見てくると元気に登ったが
案内標識では8分の距離と書いていたが無理と分かったので
ウグイスや小鳥の鳴き声を下で聞いて待っていた
昔風の山小屋だが、とても手入れ良く居心地よさそうだった、と言っていた
正面のテラスから富士山が見えるらしい
<ヒメレンゲ>(姫蓮華) ベンケイソウ科
行きは雨が降り続いていたので山野草は<大きな蕗・ゼンマイ・キノコ>などが目に付いたが
里山近くの杉林の下には
<一人静><二人静><三人静>??群生していた
せんりょう科でお茶花として使います
とても粋なネーミングですが、源義経が好んだ
「静御前」という女性が一人で舞っている姿に見立てたことからだそうです
4葉の真ん中から穂花が伸び白い小粒の花が咲いています
鴨沢橋を渡るころポツポツと雨が降ってきた
この辺りは<小バエ>がまとわりつき、先を歩いていたRも手で払いのけていたので可笑しかった
燧ヶ岳よりはるかに歩いた!、クタクタだ
車の中は天国!!!そのまま<もえぎの湯>に直行
着くなり大雨、この頃、光が丘方面では冠水した中を車が沈んでいた
とりあえず帰路の下山中は降られなくてよかった
何人か登山中の組とすれ違ったが大丈夫だったかしら・・・