フォ~☆シーズン~☆

思っているんだけどウサギは?からスタート
てくてく山歩き・神社参りを楽しんで、今が一番素敵に過ごせたら・・

☆THE ハプスブルグ展

2009-10-11 | ■芸術

 

駅ホームに貼られた「ハプスブルグ」展ポスターが気になって、昨日出かけた。

ヨーロッパに600年以上君臨したハプスブルグ家の歴代王たちに庇護・擁護された巨匠たち(宮廷画家)の作品と名品コレクション。

「ベラスケスもデューラーもルーベンスも、わが家の宮廷画家でした」なるサブタイトル。

(分かりやすいですね)

西洋美術史あるいは西洋史に興味のある方には興味深い展覧会です。

 

 11歳のマリア・テレジア 

彼女なくしてハプスブルク家は語れない。

1740年、父カール六世の後を継ぎ、オーストリア大公となる。

子供は16人も産んだ肝っ玉母さん。

政治もさることながら、夫を慈しみ家庭的な女性でもあった。

マリー・アントワネットは15番目の娘(内緒:体重は100㌔以上)=過去記事より=

  

  

オーストリア皇妃エリザベート

 夫の自殺後、暗殺されますが豪華な衣装・付属品は栄華を感じさせます。

 

「聖母子と聖パウロ」ティツィアーノ作15世紀 歴代王のコレクションより

他にエル・グレコの「受胎告知」やルーベンスの作品は学生時代学んだ思い出とともに見入ってしまった。

総勢約50人もの大家たちによる逸品が展示されており、16~18世紀までと時代も幅広く解説なしでは分かりにくいかも知れない。

華麗なる王家と美の巨匠たちを、それぞれの思いで鑑賞するといいですね。

またハプスブルク家の審美眼は絵画にとどまらず、華麗なる工芸コレクションも優雅な生活を読み取ることができ、皇帝が実際に装着した甲冑や盾なども興味深い。

140年ぶりに里帰り 明治天皇からの贈り物、日本初公開も必見。

数年前ブタベスト国立西洋美術館で日本の浮世絵絵葉書を多数みたことがあるが、なぜここに?と思っていた、、ウイーン美術史美術館に秘蔵されていたのですね。

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 ↓画像はディエゴ・ベラスケス作「白衣の王女マルガリータ・テレサ」

 スペインを治めたフェリペ4世とマリアナの間に生まれた5歳頃の肖像画。
 
   1656年頃

    1653年頃

以前使った画像↑ベラスケス作の「マルガリータ・テレサ」ですけれど、成長が見れて面白いですね。(ともにウイーン美術史美術館蔵)

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<TBS特別番組> 10月18日(日)14:00

「伝説の大帝国ハプスブルクの宝石」

 マリア・テレジアの夢とエリザベートの涙

※一部放送されない地域があります。

 



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