博文(ひろぶみ)通信

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H27.9月定例会行政報告その4

2015-09-17 17:09:30 | 日記

今日で8日から開会したH27.9月定例会が、閉会となりました。

内容については、いつものように「博文通信(紙ベース)」作成後、報告します。

 

さて、昨日の続きです。

 

〇次に、町内の公営住宅整備について、ご報告いたします。 

 町内の公営住宅整備につきましては、復興まちづくり計画に定める当面の復興拠点である、幾世橋地区内に整備を予定しております。

6月28日には、二本松市民交流センターにおいて、整備予定地の地権者の方に対する説明会を実施いたしました。説明会以後は、地権者の皆さまの避難先への個別訪問等を行い、事業内容について誠心誠意ご説明すると共に、事業へのご協力をお願いしているところでございます。

今後は、地権者の方との交渉を継続して実施すると共に、復興整備協議会を設置し、各種手続きの簡略化を図るなど、早期整備に向けた取り組みを進めてまいります。

また、雇用促進住宅浪江宿舎を大規模改修し、帰還に向けて、町民だけでなく生活関連サービス従事者や新たな居住者向けの賃貸住宅として提供できるよう、現在、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構と譲渡に向けた協議を継続して行っております。

 

○次に、復興祈念公園について、ご報告いたします。 

福島県における復興祈念公園については、4月に浪江・双葉エリアに候補地が決定し、今年度、基本構想を策定するため、県において有識者会議の準備を進めております。町としては、より多くの町民の声が反映されるよう会議の進め方などについて、県や関係機関と調整しながら協力して取り組んでまいります。

 

○次に、タブレットを利用したきずな再生強化事業について、ご報告いたします。  

8月末現在、約6,500台のタブレットを町民の皆さまに配布いたしました。年内中は引き続き希望される皆様に追加配布してまいります。

 この事業は、タブレットを配布することが目的ではございません。多くの皆さんにタブレットを活用していただき、絆の再生という本来の目的を達成するため、県内外で7月から2順目の講習会を開催しており、本年度は約40回予定しております。現在まで延べ約1,900人に参加をいただいております。

今後とも、避難生活を送る町民の生活に役立つよう、内容を見直しながら実のある講習会を開催してまいります。

 

〇次に、浪江町内での事業活動状況について、ご報告いたします。 

9月1日現在の浪江町内での事業者の活動状況については、6月に(株)八研技工、7月にニーズ(株)が再開したことにより、町内で再開した事業者は18事業者22事業所となりました。事業者向浄化槽導入等支援事業の活用など、再開に向けた準備を進めている事業者もあり、今後とも町として積極的に支援してまいります。

町内への新規立地企業である、相双生コンクリート協同組合新工場「ふたば復興生コン」の建設状況ですが、現在、建屋部分が完了し、9月稼働に向けて工事が進められております。

また、8月27日には町内で初の小売業となるローソン浪江町役場前店が1周年を迎え、記念イベントが開催されました。相馬双葉漁協請戸女性部・青壮年部による「つぶご飯試食会」や「海産物即売会」、営農再開を目指す会による「浪江産じゃがいもプレゼント」などが実施され、来店された皆様とともに改めて再開の喜びを分かち合いました。

引き続き、町内の利便性向上のため、様々な業種の事業再開や企業誘致を進めてまいります。

 

 

今日は、ここまで