昨日の続きです。
○次に、町道改良事業の進捗状況について、ご報告いたします。
町道改良事業は、浪江高校西側の町道川原沢田線とJR常磐線との交差部にある、酒田橋りょう改良工事にともなう概略・詳細設計の協定を6月18日に締結いたしました。
また、浪江駅西側の上柳町線とJR常磐線交差部の川添街道踏切の拡幅工事についても、今後、関係機関との協議を進めてまいります。
○次に、農業用施設等の災害復旧事業の進捗状況について、ご報告いたします。
今月9日、10日の両日、南棚塩地区の農地と、丈六ため池及び小高瀬ため池の災害査定を予定しております。また、藤橋用水路及び掃部関用水路につきましても、災害査定を受けるために準備を進めております。
○次に、農業集落排水施設復旧事業の進捗状況について、ご報告いたします。
高瀬地区農業集落排水施設につきましては、平成26年度末に、浄化センターの復旧工事が完了しており、本年度は、排水管渠復旧工事を6月17日に契約し、年度内完成に向け工事を進めております。
○次に、水道施設の災害復旧事業の進捗状況について、ご報告いたします。
現在、配水管は約5割まで復旧しており通水が可能となっております。今後も全体復旧に向け、作業を推進してまいります。
○次に、国道114号線の拡幅事業の進捗状況について、ご報告いたします。
福島県事業ではございますが、国道114号線の権現堂地内 浪江拡幅1工区の700mが完了いたしました。連続する2工区の460mについても、本年度事業着手しており、一日も早い完了を目指してまいります。
○次に、応急仮設診療所の利用状況について、ご報告いたします。
浪江町の本庁舎内に、平成25年5月から応急仮設診療所を開設しておりますが、7月末現在で延べ352名、うち本年度98名の方が受診しております。
先日は、一時帰宅者の方が草刈り中に蜂に刺され、6名の方が応急処置を受けられ、うち1名が「息苦しさ」や「血圧低下」などのアナフィラキシーの症状が見られたため、応急処置後、救急車により搬送されております。また、熱中症により6名の方が応急処置を受けられ、うち1名が救急車により搬送されております。応急仮設診療所での迅速な応急処置により、事なきを得ましたが、町内で仮設診療所を開設することは、一時帰宅者等の安心・安全の確保に重要な役割を果たしております。
今日は、ここまで。