博文(ひろぶみ)通信

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R2.9月定例会行政報告 その3

2020-09-21 16:58:38 | 日記

昨日の続きです。

 

次に、9の特別会計についてですが、全ての会計において黒字決算となっております。

 

令和元年度においても引き続き大規模な決算となりましたが、一方で町の財政状況は、財源の多くを国県等に依存した状態が続くなど厳しいものとなっています。こういった状況を踏まえ、これまでの「まちのこし」から、将来にわたり生活が続けられる「持続可能なまちづくり」へ一歩進め、人口増加などに向けた新たな種を蒔くとともに、引き続き、皆様が帰りたいと思えるまちづくりに取り組んでまいります。

 

 それでは、6月定例会以降の町政の執行状況について、ご報告いたします。

 

○はじめに、特別定額給付金給付事業について、ご報告いたします。

新型コロナウイルス感染拡大に伴う国の緊急経済対策として行ってまいりました特別定額給付金につきましては、

8月17日に申請の受付を締め切り、対象者16,941人のうち、16,920人、99.9パーセントの方々に支給いたしました。

 

○次に、医療費等一部負担金免除の継続について、ご報告いたします。

 国民健康保険、後期高齢者医療保険および介護保険の一部負担金等の免除措置が、避難指示解除区域の上位所得世帯を除き、令和3年2月

28日まで延長され、7月下旬に対象者に対し、免除証明書を送付いたしました。

〇次に、子育て世代包括支援センターの設置について、ご報告いたします。

 9月1日より子育て世代包括支援センター、なみえ子ども応援センターを健康保険課内に設置し、運営を開始いたしました。

今後は、当センターを中心に、子育て世帯に対し妊娠期から子育て期にわたり、包括的に切れ目のない支援を提供し、育児不安の解消や虐待の予防に努めてまいります。

 

○次に、水産業再生の取組みについて、ご報告いたします。

請戸地区に整備いたしました水産加工団地において操業している柴栄水産の直売所が、7月23日にオープンいたしました。

直売所では、請戸で水揚げされたヒラメなどの鮮魚や自社で加工されたシラス干しが販売されており、町内および全国から来訪される方々に好評をいただいております。

 

○次に、新規就農者確保の取組みについて、ご報告いたします。

8月4日、マイナビの主催により仙台市で開催されました新規就農フェストに出展いたしました。

当日は70名程の農業に興味のある方々が訪れ、当町の温暖な気候などの魅力を発信し、新規就農者の確保に努めたところであります。

農業再生に向け、引き続き新規就農者を含めた担い手の確保に取り組んでまいります。

 

今日はここまで。