今日は、昭和45年創立の浪江中学校最後の卒業式が、二本松市針道で行われました。創立からは49回目、震災後二本松で再開してからは8回目の卒業式。卒業生は何と9937名(うち、今日の卒業生は3名)。惜しくも4月からの新年度は、浪江小・津島小の2校を除く全ての小・中学校が休校となります。
浪中の3名の卒業生、そして全国に避難している卒業生の皆さん、卒業おめでとう!
さて、一昨日の続きです。
○次に、町内での事業再開および買い物の環境整備について、ご報告いたします。
2月末現在の町内での事業者活動状況については、再開・新規あわせて、130事業所となっております。
また、買い物環境の整備につきましては、冒頭でも申し上げましたが、2月19日に、イオンリテール株式会社と商業環境整備に関する覚書を取り交わし、スーパーマーケット出店に向けて着手したところであります。
出店計画では、生鮮食料品のほか、店内で調理する惣菜や生活に必要な日用品・家庭用常備薬なども取り扱う予定となっております。
引き続き、覚書に基づき相互協力により、夏頃のオープンを目指して準備を進めてまいります。
○次に、プレミアム付商品券について、ご報告いたします。
昨年6月9日から販売を実施してきましたプレミアム付商品券につきまして、平成31年1月31日をもって今年度の販売を終了いたしました。
販売実績は、購入者数2,618人、登録店舗数
67店、販売金額1億4,499万5千円、プレミアム率を含む額としては、2億1,749万2千5百円となり、町内再開事業者や町民双方から大変好評をいただき、町内での需要喚起・地域経済活性化が図られました。
〇次に、町内イベント事業について、ご報告いたします。
昨年末から1月末にかけて、町に灯りと賑わいを再生させるため「浪江ライトアップ事業」を実施し、まち・なみ・まるしぇや駅前などに電飾の飾りつけ、多くの観覧者で賑わいました。
また元旦には、昨年に引き続き「あるけあるけ初日詣大会」を、浪江青年会議所を中心とする実行委員会の主催により開催され、およそ300人の町民の方々が参加し、初日に町の復興を祈願いたしました。
引き続き、町民が集い、町民同士・また町と町民の絆が深まるような町内イベントを企画実施してまいります。
○次に、「浪江町交流・情報発信拠点施設」の整備状況について、ご報告いたします。
当施設につきましては、プロポーザル・デザインビルド方式による業者選定を行い、1月22日の審査会において請負業者が決定し、先般の臨時議会において、契約締結の承認をいただいたところであります。
現在、具体的な設計の検討を進めており、コンビニや商業施設・フードコート、交流施設をメインとした「地域振興施設」と大堀相馬焼の体験・販売、地酒の製造見学と販売をメインとした「地場産品施設」の2つの施設を整備する計画であります。
地域振興施設については平成32年7月、地場産品施設については平成33年1月のオープンを目指し、事業を進めております。
○次に、雇用の場の創出・企業誘致の取り組みについて、ご報告いたします。
昨年12月19日、北産業団地造成工事着工に伴う安全祈願祭を執り行い、本年秋の供用開始に向けて工事を進めております。
引き続き、着実に整備と進出希望のある事業者の誘致に向け、話し合いを進めてまいります。
今日はここまで
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