今日は、南相馬市出身の今井正人選手(トヨタ自動車九州陸上部、原町高校卒)のスポーツ講演会が浪江町役場二本松事務所で行われました。
一昨日から福島市のあづま陸上競技場で、日本陸上競技選手権大会が開催されています。今井選手は昨日、男子1万メートルに出場し、惜しくも17位でした。皆さんご存知の通り、今井選手はマラソン選手ですので、練習の一環として出場したのではないかと思います。
今日は疲れている中(あまり疲れていないかも)、講演会というよりユニークさを交えながらのトークをいただきました。
今井選手は中学校から進学する高校を決めなればならない日の前夜は、「陸上をするなら原町高校、野球をするなら双葉高校」と悩みに悩み一晩中泣いていたそうです。というのもプロ野球選手を目指し小学校からずーっと「野球選手は、とにかく走り込みをし下半身を鍛えなければならない」と思い、練習しているうちに、市町村対抗駅伝選手に小高町代表選手になり好成績を残すことが出来、「陸上も悪くないなぁ」という考えも生れた頃の選択だったから。
今は陸上を選択したことは間違っていなかったと思っていますとエピソード話や陸上選手の専門的な知識、体調管理など幅広いお話でした。また、走っているときに苦しくなった時は常に、「とにかく笑え」という言葉を思い出して走っているそうです。中学生の時に指導いただいたコーチの言葉で、苦しいときは肩などに力が入りバランスが悪くなるので笑うことにより力が抜け、いつものフォームに戻るそうです。市町村対抗駅伝に出場している多くの子供たち「浪江っ子」も真剣に話しを聞いていましたので非常に参考になったと思います。
バックの横断幕は、私の先輩からの今井選手へのプレゼントです。実は先輩から預かったこの横断幕を届けに講演会に出向きました。
「お悔やみ情報」
田河安男さん91(元いさを輪業商会店主)。浪江町権現堂字上蔵役目20-1。通夜9日午後6時、告別式10日午前11時、ともにさがみメモリアル斎場二本松。喪主長男幹一さん
謹んでお悔やみ申し上げます。合掌
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