第96回全国高校野球選手権福島大会(朝日新聞社、県高野連主催)が10日、開成山野球場(郡山市)で開幕する。9日は同球場で開会式のリハーサルが行われた。開会式は午前10時開始、正午から福島成蹊―安積黎明の第1試合がある。決勝は25日に同球場で行われる予定だ。

 好投手が多い今大会。前半戦から注目カードが目白押しだ。

 大会2日目は長身から伸びのある直球を繰り出す菅野秀哉(3年)を擁する小高工がノーシードで初戦を迎える。春の甲子園21世紀枠で出場した経験がある安積と戦う。

 シード校が登場するのは3日目からだ。第1シードの日大東北が開成山野球場で初陣。エース大和田啓亮(3年)は春の東北大会で日大山形(山形)に打ち込まれ、調整具合が焦点となる。また、あいづ球場(会津若松市)では双葉と相馬農の連合チーム「相双福島」が若松商と対戦。若松商の田中巨人監督は昨春まで双葉で指導しており、双葉の部員は「恩師」に成長した姿をみせたいところだ。

 いわきグリーンスタジアム(いわき市)の第2試合、いわき光洋と福島工は前半戦屈指の見どころ。福島工の本格派右腕持地克哉(3年)が、小技を絡めてそつなく攻めるいわき光洋打線を抑えられるか。

 8連覇を目指す聖光学院は4日目に信夫ケ丘球場(福島市)で岩瀬農と戦う。前半戦最後の5日目には斎藤大輝主将(3年)が選手宣誓を務める福島高専が、安積と小高工の勝者と相まみえる。

 3回戦の日程は、2回戦終了後に決定する。

 

 

 

 

 


 


 


 

 お悔やみ情報」  

 

 井戸川孝子さん90。浪江町樋渡字内城54-1。通夜11日午後6時、告別式12日午前9時30分、ともに好間会堂(いわき市)。喪主長男光典さん

 

 

 

謹んでお悔やみ申し上げます。合掌