HIRO-P'S ROOM

撮影場所:和歌山県串本町 橋杭岩 2024年3月

カワサキ ER-6n

2011-01-30 21:54:46 | バイク関係


 今日は寒い一日でしたが、R1200GSの一年点検に出すために、大阪のディーラーまで行ってきました。2年前の12月納車だったので、少し時期が遅くなりましたが、総走行距離は9,300kmを超え、昨年は久しぶりに車の走行距離よりもバイクの走行距離の方が上回りました。昨年、ETCを装着し、高速道路での移動が増えたので、距離も増えた次第。大柄なGSの操作も慣れてきて、オールマイティな乗り味に満足しているところです。
 R1200GSが積んでいるボクサーエンジンは、完全に冷え切らないと点検できないとのことで、ディーラーにお預け。帰りの足として、代車を借りることができました。




↑3枚とも近畿道吹田ICにて

 代車はカワサキの「ER-6n」。カワサキのネイキッドといえば、「ゼファー」や「ZRX」のイメージが強くて、「ER-6n」と言われても「ヘッドライトが変わった形をしたバイク」という知識しかなかったのですが、実際対面してみると、そのコンパクトな感じにビックリ。名前の通り600ccのエンジンを積んでいるのに、ボクがもう一台乗っている「CB400Four(NC36)」よりも一回り以上小さい印象。跨ってみても、やっぱりコンパクトで、400ccよりも小さい排気量のバイクを操っている感じ。GSやCBは乗馬スタイルで操るので、このバイクのようにちょっと前傾姿勢でバイクを操るのは、新鮮に感じました。吹田ICから近畿道、西名阪道経由で柏原ICで降り、後は一般道で帰ってきましたが、そのコンパクトとは裏腹にさすがに600ccの排気量だから、走りはしっかりしたもの。大してスピードが出ていないなと思って、速度計を見たら、結構な速度が出ていたりして、この感覚はCBとは違います。
 一般道に降りたら、コンパクトな車体を生かしてヒラリヒラリと走りぬける感覚が気持ちよく、街乗りでも使えるバイクだなと思いました。







 家に帰って、CBと並べてみました。CBは’70年代レトロを再現したバイクに対し、ER-6nは未来的な形をしています。時には750ccのマシンと間違われるCBなので、400ccの排気量ながら、こうやって並べてみても見劣りしないのは、魅力です。だいたいER6-nの乾燥重量は174kgに対し、CBは192kgもあるのです。約20kgの重量差があるのだから、ER6-nがコンパクトで軽快に走るのは当然のことです。


↑CB400Four(NC36)


↑ER-6n

 CBは4気筒エンジン、ER-6nは2気筒エンジン。この角度から見ると、CBは「まずエンジンありき!」っていう感じがします。どちらも水冷エンジンなのに、CBは空冷エンジンのように冷却用のフィンが表現されているのに対し、ER-6nはすらっとした形状。エキパイの取り回しも、CBは直線なのに、ER-6nは実用本位(?)に曲がっています。個人的にはエキパイの処理はCBのように直線の方が好きなのですが、最近のバイクはER-6nのような処理が多いですね。それにしてもCBのメッキパーツの多いこと。ER-6nが艶消しのパーツが多いので、レトロ路線か未来路線かこんなところでも、両車の違いを感じます。



 タンクはどちらも15L。でも形状が全く違います。シートはCBが座布団型に対し、ER-6nはスポーティな形。ちなみにER-6nの後部に付いている握り棒は大きくて、バイクから降りてこれを握ってバックする時に便利でした。


↑CB400Four(NC36)


↑ER-6n

 テールライトの処理も全く違います。







 ER-6nの特徴ともいえるのが、この赤に塗られたサスペンションやフレーム。車体色がシルバーなので、この赤は鮮烈なイメージを与えています。まぁ好き嫌いの分かれるところでしょうが、個人的には黒色の方がシックでいいかなぁと思いますね。
さすがに寒い時期なので、次にこのバイクに乗るのは、返却する時になりそう。なかなか乗りやすくて、出来のいいバイクだなぁと思いました。



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