３月２１日に御参りした西国３３ケ所巡りの後編、今回は、１３番の「石山寺」を紹介します。
１２番寺の「岩間寺」から１３番寺の「石山寺」へ移動する。車で１０分ほどだっただろうか。「岩間寺」は山上のお寺だったが、ここは瀬田川のほとりにあるお寺。さきほどと規模が全く違う。かなり大きな寺だった。実はこのお寺、大学４回生の時に御参りしている。その時は、この巡礼前だったので、「西国３３ケ所」のことも知らなかった。１１月初旬だったので、紅葉が色づき始めた時だっただろうか。よく歩いた覚えがある。
「瀬田川のほとりにある」と書いたが、それは山門の話。本堂やそれに続く庭園は、山道を登ったり下ったり・・・結構脚力のいるお寺だった。本堂も大きい。８番寺の「長谷寺」に雰囲気が似ていると感じた。ここも特別な法要は行われていなかったが、僧侶が一人低い声で御経を唱えられている姿が印象的だった。
瀬田川の河口の先に琵琶湖を望む。
このお寺は庭園が立派。桜や紅葉の季節に御参りしたら、もっと気持ちがよさそうな気がする。
「桜」はまだ早かったが、「寒桜」が散り始めになっていた。「ソメイヨシノ」などと比べれば色調が少し違い、華やかさに欠ける気もするが、このお天気では似合っていた。
紫式部の石像を発見。HPによると平安時代には、宮廷の女人の間で観音堂に参籠し読経しながら一夜を過ごすのが流行ったそう。優雅な時代の話ですね。
大津市内のお寺はあと１寺。その後は京都市内のお寺に入ります。
