HIRO-P'S ROOM

撮影場所:富山県 相倉合掌集落 2024年11月

第29回 奈良モーターフェアに行ってきました。

2013-10-14 22:07:53 | 車関係


 今日は、「奈良モーターフェア2013」に行ってきました。県内主要カーディーラーが一堂に集まる毎年恒例のイベント。今年は会場が昨年までの奈良市の奈良競輪場(記事はこちら)から大和郡山市の近畿運輸局奈良運輸支局へ変更。難しい名前のところだけど、要は陸運局。ナンバーの取得やユーザー車検を行うところです。一昔前は奈良市内にあった陸運局ですが、最近、この場所へ移転してきたそうです。まぁボクにとっては、この場所での開催になったことで、近くになったので、嬉しい限り。ちょっと暑さの残る秋晴れの午後、訪れました。



  


 会場内は、奈良競輪場と同じくらいの規模。各社の主要車種が一気に見れるので、ボクみたいな会社の車を選択する者にとっては絶好の機会なのです。わざわざディーラーに足を運ぶより、こんなフェアで一気に見る方が見比べられて効率がいいのです。なので、見る車は人気のRV系ではなくて、セダン系や軽自動車が中心。+商用車があればベストなんですが、新型以外はほとんど置いていないのが残念です。





 こんな車は社用車としては失格ですが・・・会場内でひと際目立っていた今が旬の車、ピンク色のトヨタクラウン、その名も「PINK CROWN」。650台限定の販売だったそうですが、売り切れたそうです。正統派な私は「ヴィッツ」あたりならかわいいなぁと思うけど、なにもこの車にこんな色塗らなくてもいいのになぁと思ってしまいます。





 こちらもなかなかアグレッシブというよりエグイデザインで登場した「ベンツ・CLA」。価格が安いのはいいけど、トヨタといい、ベンツといいちょっと違う方向に行ってる?いや案外CLSのように見慣れてくるとカッコいいと思うようになって、ブレイクしていくのでしょうか?





 さて、続いては正統派セダン2台。上からトヨタ「SAI」とホンダ「アコード」。どちらもハイブリットシステム搭載のエコカーです。正直目立たないジャンルですが、「アコード」なんて「いつの間にこんなに立派になったの」って思わせるほど、仕立てがよくなっていました。





 一昔前までなら考えられなかった、ディーゼル勢も増えてきました。上からマツダ「アテンザXD」とBMW「523dツーリングワゴン」。ハイブリット系に押されて目立たない展示になっていましたが、燃料代の安さを考えたら、ディーゼルの選択もアリな感じがしますね。「アテンザ」は初めて間近で見ましたが、フェンダーは「RX-8」の雰囲気が残されていて、なかなかカッコイイと思いました。欧州車のテイストです。ちなみにボクの勤務する会社には2世代前のカローラセダンのディーゼル車(ある意味希少車)がありますが、音だけで全く走らない・・・先進のクリーンディーゼルってどんな走りか、一度試してみたいですね。

  

 ここまでセダン勢を紹介しましたが、やっぱり人気があったのは軽自動車の展示コーナー。今年も話題の新車種が登場して、どんどん進化していくのがこのカテゴリー。もはや我慢して乗る時代は終わったのかと思わされます。



 新型ダイハツ「タント」のフロントを見ていたら、カメラを発見。これ、「スマートアシスト」と言って、衝突回避システムが搭載されているそうです。



 ホンダ「N-ONEプレミアム」。どのくらいの値段するのか見てみたら、156万円と書いてありました。それって奥に見える日産「ノート」や同じホンダ「フィット」より高いはず。内装を見てみたら・・・



 軽自動車とは思えない質感の高い空間が広がっていました。ボディ形状も多様化していますが、装備も多様化しているんだなぁと感じます。

  

 「N-ONE」と比べれば質感は落ちますが、新登場の三菱「ekワゴン」もなかなか頑張っています。実は三菱の軽って真面目に作られていて、ビジネスユースではなかなか使いやすいのです。この落ち着いたフロントマスクもなかなか好印象。まぁ右のキティちゃんバージョンは行き過ぎですが、「ワゴンR」や「ムーブ」がどんどんスタイリッシュに若者受けするデザインになっていく中で、仕事で活躍してくれそうな感じです。

  

 スズキの軽トラ「キャリー」は、先日登場した新型が展示されていました。日本車がプラットフォームの統一でどんどん画一化していくなかで、最近まで色々な駆動方式が混在していた軽トラ市場も、スバル「サンバー」がダイハツのOEMとなり、ついに三菱「ミニキャブ」もスズキのOEMとなり、結果、ホンダ「アクティ」、ダイハツ「ハイジェット」とこのスズキ「キャリー」の三陣営となってしまいました。ボクの勤務する会社では20年前の三菱「ミニキャブ」から最新式のスズキ「キャリーダンプ」まであって、なかなかこの軽トラには厳しい目を持っています。今回から「キャリー」はようやく2WDモデルでもABSが選べるようになったのが朗報。ライバルの「ハイジェット」と比べると大きさを感じさせないコックピットと、今回からショートホイールベースになったことによる足元空間の拡大がトピックとして挙げられそうです。「ミニキャブ」のOEMとなるなら、荷台が「ミニキャブ」のように低かったら良かったのになぁとも思いました。



 昨年も紹介したトヨタの電気自動車「コムス」。近所のセブンイレブンではこの車を使った宅配が行われていて、よく見かけるので、グッと身近な車になった気がします。一度後ろを走ったことがありますが、結構速い!しかも普通車の2/3ほどの車幅なので、狭い道のすれ違いでもスイスイ進んでいく感じでした。

  

 会場内では車の展示の他にチャリティオークションや郡山署による子供向けパトカーの試乗体験も行われていて、人気を集めていました。半袖でも十分にしのげる天気のいい一日。新しい会場になって行きやすくなり、今後もここで開催してほしいなぁと思います。


☆☆☆ おまけ ☆☆☆







 会場の端に旧車が停めてあるのを発見。トヨタのブースにあったので、初代「セリカ」かなと思って、近づいてみたら、看板に2代目「マークⅡ」と書いてありました。1972年1月に登場し、4ドアセダンとワゴン、この写真の2ドアハードトップがラインナップされていたそうです。’70年台の車はオイルショックの影響でパワーが落とされ、つまらない時代と聞いたことがありますが、今見たら躍動感のあるデザインで新鮮に感じます。カラーも渋い!新車コーナーと違って、このコーナーはひっそりしていましたが、各社1台ずつでも旧車を持ち寄って、在りし日の日本車を眺められるようにしたら、車に興味を持つ人も多くなるのではと思いました。





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