西国３３ヶ所巡りは、いよいよ奈良県に突入。今日は第６番をバイクで御参りしてきました。
ＰＡＲＴ５ 第６番 壺阪山南法華寺(奈良県高市郡)
壺阪山へは自宅からバイクで15分ほどの距離。何回か前を通ったことがあるが、境内に入るのは今回が初めて。「山」と付くので、境内からは奈良盆地が一望できる、なかなか景色のいいところにあった。
それにしても、このお寺は今までとは違い、鮮やかで整備も行き届いている。後述するが、異国の建物も建っている、変わった感じのする寺だった。その分、拝観料は高め。600円に駐車料(二輪)200円、記帳300円、賽銭・・・と払っていけば1,000円を超えるではないか。ただ、その分、本堂の仏様の前まで行って拝むことができた。運良く団体客が出て行った後で、本堂にはボク一人。なかなか落ち着く場所だった。
「眼病御守護」とあるのは、このお寺は眼の不自由な人に昔から聖地として信仰されてきたということに由来しているそうである。
境内はこんな感じで、よく言えば異国文化を取り入れた、悪く言えば、まとまりのない感じのする寺。案内板を読んでいるとインドとの関わりが深いようで、その影響を受けているようだ。
↑クリックすると別画像になります。
↑クリックすると別画像になります。
それにしても、境内の至る所に大仏が鎮座していて、まるでお寺のテーマパークのようだ。これもインドの影響なのか。ある人に聞いたところによると、古代は今のような娯楽が無かったので、お寺に参るというのは、数少ない娯楽だったという。このお寺にあるような、朱色の柱もいつもとは違う空間を味わってもらうためのものだとか。まぁそうやって考えて見れば、様々な大仏に会えるというのは、古代の人にとっては、楽しみだったのかもしれない。
西国３３ヶ所巡りも奈良県に突入して、近場になってきました。冬のこの時期、ツーリングは不向きなので、コツコツ(？)と巡礼を進めていきたいと思います。
