PART3 嬬恋・軽井沢エリア 2日目 8月16日
コース:草津温泉→(R292)→嬬恋パノラマライン→(鬼押ハイウェー・白糸ハイランドウェイ)→軽井沢
志賀草津道路を降り、草津温泉へ。前回来た時に草津温泉を観光したので、今回はパス。代わりに今までは通過地点となっていた「嬬恋(つまごい)エリア」を走ることにした。今までこのエリアは2回通っているが、いつも志賀高原~軽井沢は、「万座ハイウェー」を通っていた。今回、ちょっと古いけど、アウトライダー別冊「信州ツーリングガイド2007」を見ていたら、「嬬恋パノラマライン」という走って気持ちよさそうな道を発見!今回のツーリングに組み込むことにした。ツーリングマップルを見ていたら、この道は「万座ハイウェー」と交差しているけど、接続はしていない。そのため、R292からのアクセスとなる。
「嬬恋ハイウェー」は、北ルートと南ルートに分かれていて、その全長は37km。浅間山北麓のキャベツ畑の中を走る快走ロードで、交通量も少なく、予想以上に楽しめる道だった。「志賀草津道路」や「ビーナスライン」は、どちらかというと山岳ロードで、日常とは違う絶景の中を走れるのが醍醐味だけど、ここは高原の爽やかな空気の中を37kmも満喫できるという意味で、また違った絶景ロードだと思う。
そういや、この夏、関西地方では「JAつまごい」のテレビCMが流れていて、「バーベキューに焼きそばにキャベツを入れよう!」というフレーズと共に、この地域のキャベツ畑が映し出されていた。ちょうど収穫の時期に当たっているようで、大型の農耕機械やトラックが行き来して活気が感じられた。
「嬬恋ハイウェー」にはこれといった観光スポットはなさそうだったけど、唯一「愛妻の丘」という展望台があったので、寄ってみた。「愛妻の丘」なんてロマンチックな名前で、ボクにはまだ関係ないなぁと思いつつ、高台に登ってみると、案の定、この手の展望台にありそうな、「愛の鐘」みたいなものがあった。それ以外は素朴なベンチが置いてあるだけの、のんびり時間を過ごすには良さそうな展望台だった。北側には本白根山、南側には浅間山があり、その間には一面のキャベツ畑。信州がそこに凝縮されているような素敵な展望台だった。春先や秋はまた違った景色になると思う。是非このエリアに来たら、立ち寄ってみてほしい展望台だった。
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<-- 愛妻の丘 -->
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「愛妻の丘」に設置されていた、「嬬恋パノラマライン」のマップ。この後、北ルートは終了し、南ルートへ入る。南ルートは、今まであった道をつないだような感じなので、新しい北ルートと比べたら快走とはいかない。それでも目前に迫った浅間山の麓を走るのは、北ルートとは一味違う走る楽しみがあった。どちらにしても、「万座ハイウェー~鬼押ハイウェー」と繋ぐよりも、信州らしさが満喫できると思う。
南ルートは、「鬼押ハイウエー」と繋がっていて、そのまま軽井沢へ抜けることができる。交通量は多くなったけど、「日本ロマンチック街道」と呼ばれるだけあって、どこか格調高い雰囲気がある。
浅間山を望むパーキングで昼食を取る。この日は頂上まですっきりと晴れ渡って、穏やかな浅間山を望むことができた。この後、午後一番で「軽井沢」へ向かう。渋滞が嫌なので、「白糸ハイランドウェイ」に入って、「白糸の滝」を観光しようとするけど、この滝を先頭に大渋滞・・・軽井沢恐るべし。先ほどまでの爽快な走りが嘘のようで、まぁバイクだからパスできたものの、車だったらこの渋滞を抜けるのに何時間もかかったと思う。
というわけで、観光客がごった返していた「白糸の滝」はパス。そこを過ぎたら渋滞は解消され、林道を下って軽井沢の街へと入っていった。
国の重要文化財である「三笠ホテル」を過ぎて、格調高い「三笠通り」に入る。適度な木漏れ日が気持ちいい。この後、このツーリング中、一番の
渋滞にはまったけど、この静けさを求めて、「軽井沢」を目指す旅行者が多いのも分かる気がした。
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