HIRO-P'S ROOM

撮影場所:和歌山県串本町 橋杭岩 2024年3月

阿倍野再開発の現場をみる

2009-01-18 20:44:41 | 日常・その他


 今日は天気が悪くなりそうなので、朝から大阪・阿倍野橋にある近鉄百貨店の「売りつくしセール」に行ってきました。ここの百貨店は、2014年に高さ約300m、地上60階建ての日本一の高層ビルに生まれ変わるため、最後のセールに入っているのです。
 朝10時の開店直後に入ったので、お客さんはまばら。ボクの住む町にも近鉄百貨店はありますが、それと比べ物にならない位、品揃えが豊富で、いつ来ても感心させられます。各階、売り尽くしモードに入っていて、ボクはお目当てのスーツを購入した後、割引率にひかれて、思っていない物(?)まで購入してしまい、店内を後にしました。



 近鉄阿部野橋駅とJR天王寺駅を結ぶ歩道橋の上からまもなく取り壊される建物を見てみます。たしかボクが小学校低学年の時(25年ほど前)に、この百貨店が増床された時は、西日本一の売り場面積を誇ったと記憶しています。



 同じ歩道橋から東を向いてみます。向かって左側はJR天王寺駅の駅ビル、右側が近鉄阿部野橋駅・近鉄百貨店です。高さ300mの建物が右側に建てば、この光景も一変するはずです。ちなみにこの歩道橋自体も建替えが計画されているそうです。



 北西の方角は、天王寺動物園が広がります。画像の右側にそびえ立つ(?)塔が大阪のシンボル「通天閣」。高さは100mとのことなので、その3倍の高さの建物が建つことになります。



 今回最も驚いたのが、この南西方向。ここには少し前まで、商店街が広がっていて、お世辞にもきれいとは言えない食堂や飲み屋が連なっていましたが、再開発で一掃されていました。ちょうど画像中央に残るアスファルト部分がアーケードになっていて、所狭しと店が連なっていたのですが・・・ボクと同じように立ち止まる人が見受けられたので、ここが整備されたのは最近のことなのでしょう。



 南方向には今となっては珍しくなった路面電車が走っています。阪堺電軌といって、天王寺駅前から住吉公園までを結ぶ上町線と恵美須町から堺市の浜寺駅前までを結ぶ阪堺線の2つの路線があります。



 今回撮影できた車両は比較的新しい車両ですが、昭和初期の車両も現役で走っていて、下町情緒のあふれる、今となっては貴重な光景です。



 近鉄阿部野橋駅に戻ってみると、声をかけられたので、誰かと思うと、Y先輩でした。久しぶりの再会で、まさかこんな所で声をかけられるとは思ってもみませんでした。カメラを首から吊り下げていたので、目立っていたのでしょうか。
 さて、建替えに伴って、この場所は売り場になるそうです。その為、駅は東へ移動するとのことで、工事の真っ最中でした。



 改札口からホームを眺めたところですが、すでにホームは移動していて、長い空間ができていました。以前ならこの位置だと電車が見えていたのですが、今は見ることができません。完成まではあと4年ほどかかるので、それまで不便を強いられそうです。

 高校生の時から、3年ほど前までこの駅は毎日のように利用していましたが、地元で就職してからは、ほとんど利用することがなくなっていました。今日、ぐるりと駅周辺を周ってみただけでも、変化が激しく驚きました。最近、大阪は梅田や難波の方が
注目が浴びていて、この地域はあまり人が集まらない感じがしましたが、建替えで町周辺が賑わったらいいですね。


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