8/15~/17の3日間は、信州へツーリングに行ってきました。’08年を除いて、’06年から毎年通った信州も今回で5回目。この時期に信州に行くのは、ズバリ「避暑」。蒸し暑い奈良盆地の夏から少しの間、逃れるために毎年のように通うのです。前回からは、バイクから離れて「トレッキング」も楽しむようになり、今回はそれに適したホテルやヒュッテに泊まって、信州を巡ってきました。今回もBMW・R1200GS。車ではなくあえてバイクを選ぶのは、信州の新鮮な風を切って走るため・・・今回もいつ完結するか分かりませんが(かなりツーリングの記事が溜まってきているので)、気長に付き合ってください。
PART1 1日目 8月15日
コース:自宅(奈良・橿原)→針IC→(名阪国道・東名阪道)→四日市JCT→(伊勢湾岸道・東海環状道)→土岐JCT→(中央道・長野道・上信越道)
→須坂中野IC→(県道54・66他)→山田温泉→(県道66・R292)→志賀高原 蓮池ホテル泊
距離:494km
↑ 長野道みどり湖PA
1日目は自宅を6時30分に出発。昨年は同時期に台風の中、1日で会津まで走ったのだから、今年の信州まで走るくらいは楽なもの。困ったことに、時々眠気が襲って、まぶたが閉じそうになる。なので、休憩毎に15分ほど睡眠を取りながら、信州へ向かう。昨年秋に初めて知った、伊勢湾岸道~東海環状道を通って、中央道に入るルートによって、あのややこしい名古屋高速の走行から解放され、快適に走る。距離は伊勢湾岸道、東海環状道経由の方が長いけど、道がいいし、時間もかなり短縮した。1000円高速終了の影響からか渋滞は土岐JCTから中央道に入って2kmほど。今まで信州に来た中では、一番空いていた。みどり湖PAで昼食を取り、須坂長野東ICを13時半頃降りる。今年の信州は思っていたよりも暑かった。GSのオンボードコンピュータも35℃を表示している。ここからは一般道を走る。
ICを降りてまず向かったのは、桃山造りの堂々とした建物が特徴の「山田温泉・大湯」。今までは、この地域を走る時は、R292「志賀草津道路」を走っていたので、その1本南を走るこのラインは今回が初めて。「山田温泉・大湯」は温泉街の中心にある共同浴場で、300円で入れる。内湯のみで檜造りの浴槽が2つ。高温と低温の浴槽となっていた。早くも旅の疲れを流す。ちなみにこの建物の横には観光会館があって、そこの2階には無料の休憩所もある。無料の足湯もあるから、手軽に山田温泉を楽しむこともできる。
温泉の後は、今日の宿泊地、志賀高原に向かう。どんどん標高を上げ、涼しくなってきた。途中、「山田牧場」という広大な牧場の中を走る。ツーリングマップルには、このルートは「悪路」と書かれているが、実際はそうでもなかった。スピードは出せないけど、信州の山岳道路を走るのは気持ちがよい。
志賀高原には少し早めに到着したので、明日走る区間に少しだけ行ってみた。横手山のパーキングは満車だったので、少し走ったパーキングで折り返し。そこから見る志賀草津道路は、かなり険しいところを走っているのだなぁと実感した。この道の先は、国道最高所の渋峠(標高2,172m)に至る。日本有数の山岳道路なのである。
横手山から下って、道沿いにある「平床大噴泉」を見学する。「シュー」という音を出しながら、白煙が出る光景は、この辺りが火山帯であることを思わせる。もちろん有毒なので長居は厳禁。なにか大地のパワーみたいなものを感じた。
1日目は、移動が中心のツーリングとなった。今日の宿は「蓮池ホテル」。バイク乗りには有名なホテルで、一人旅OKのツーリングプランが出ている。実際、宿泊客の1/3ほどはライダーだった。1泊2食付きで7,750円(入湯税込)となかなか財布にも優しい。早めに着いたので、一眠りしたら、外は夕立になっていた。早めに着いてよかったと思う。雨の落ちる蓮池を眺めながら、露天風呂に浸かるのもなかなかいいもの。夕食後には雨は上がり、西の空は夕暮れとなっていた。ちなみにこのホテルは、クーラーがない。代わりに扇風機があって、窓を閉めていても、それをつければ十分に涼しかった。やはりここは別世界と感じた。
最新の画像[もっと見る]
- 4月1日~4月30日 トレーニング 5年前
- 4月1日~4月30日 トレーニング 5年前
- 4月1日~4月30日 トレーニング 5年前
- 3月1日~3月31日 トレーニング 5年前
- 3月1日~3月31日 トレーニング 5年前
- 3月1日~3月31日 トレーニング 5年前
- 3月1日~3月31日 トレーニング 5年前
- 3月1日~3月31日 トレーニング 5年前
- 3月1日~3月31日 トレーニング 5年前
- 3月1日~3月31日 トレーニング 5年前