HIRO-P'S ROOM

撮影場所:富山県 相倉合掌集落 2024年11月

ご近所ツーリング・東吉野

2014-02-02 22:40:08 | バイクショートツーリング


 今日は、朝から雨・・・「2週連続日曜日雨か」っとため息をついていたら(?)、昼前から雲が取れてきて、いいお天気に。しかも2月というのに暖かい。これは乗るっきゃないでしょというわけで、K1200GTで東吉野村は「やはた温泉」までツーリングに行ってきました。

コース:自宅(奈良・橿原)⇒(県道155・ふるさと農道)⇒大宇陀⇒(県道219・R166・県道28・220他)⇒やはた温泉⇒(県道220・16・R370)⇒三茶屋⇒(県道28・37・155)⇒自宅
距離:90km

 バイクに乗ろうとしても雨だったり、予定が入ってたりして、今年初乗りとなりました。久しぶりに日帰り温泉に浸かりに行くというのが目的の、本日のツーリング。GTのディスプレイには気温「18.5℃」の表示。風も生温かくて、もう春が来たのかと思わせるくらいの陽気です。



 GTに乗るのも約2ヶ月ぶり。自宅から20分ほど走って、談山神社のパーキングで天気がいいものだから1枚撮ってやろうと思って、かばんからデジカメを取りだそうとすると「ない」。しまった~家にデジカメを忘れてしまった。もう春ボケになったのか。まぁというわけで、本日はタブレット&携帯電話の写メールでの撮影。写メール主体のブログ投稿なんて、当ブログ始まって以来の出来事(?)と思いつつ、昨年春に機種変更した携帯電話の写真もツイッターの投稿程度なら見れてるし、大丈夫かな?ちなみに↑の写真はタブレット(サムソンGALAXYTab)、ほぼ同じアングルの↓の写真は携帯電話(パナソニックP-01E)。携帯電話の方は、画面に合わせて横長にしか撮れないみたい。今回、いちいちタブレットを取りだして撮るのはめんどくさいから携帯電話で撮ることにした。






 ↑が携帯電話、↓がタブレット。最近の携帯電話の写メールもなかなかクリアに写りますね。






 奈良盆地は晴れてたけど、広域農道を東へ、大宇陀町から東吉野村に走ると、山間部からか曇り空に・・・それでも気温は14℃以上あったから、この時期のツーリングとしては申し分ない快適さ。県道16号線に入って、たまに小休止する川沿いの石碑の前で停まってみると・・・



 「天誅組終焉之地」という石碑がある。実は、4年前の坂本龍馬を描いたNHKの大河ドラマ「龍馬伝」にハマったのをキッカケに、司馬遼太郎さんの小説(主に幕末の時代)を読みだして、度々、「天誅組」という言葉は読んでいたけど、たまに何気なく停まっていたところが、終焉の地だったとは知らなかったので、なかなか感慨深い。今から150年前の江戸時代末期、ペリーの黒船来日から、開国、明治維新になるまでの間は、これからの日本を担う様々な志士が出てきて、色々悲しい出来事も起きてしまっている。でも、そういった方々の活躍でお侍の国から今日の産業大国へ発展する。そういや昨年あたりからこの地域では「天誅組」を偲ぶイベントが行われていて、小説を読んでいる者としても興味深いので、橋を渡ったところにある神社みたいなところに寄ってみることにした。

   

   

 神社と思っていた場所には、誰かの墓があって見てみると「吉村虎太郎」とある。あ、この人なら知ってる。小説にも出ていた人だ。土佐(今の高知)を脱藩して京都で活躍した志士で、案内板によるとこの辺りで最期、殺されたとある。お墓は意思を継いだ人々によるものか、お花がきれいに供えられていて、別の案内板には「吉村虎太郎先生」と「先生」で呼ばれていることから、今でも信仰されていることが分かる。





 今では苔が生えて、当時の面影を探すのは難しいけど、東吉野村は天誅組ゆかりの地が点在しているそう。今まで、ぶらっと走りに来ているだけのところだったけど、一つ楽しみが増えた。



 東吉野村小川の集落から東へ、県道220号線を上がっていくと現れるのが「やはた温泉」。当ブログでも紹介したことのあるこの温泉は、日帰り温泉としての歴史は長く、ボクも初めて日帰り温泉に浸かったのがこの温泉だった。入湯料は昔も今も変わらず500円、岩風呂と檜風呂があり、男女毎日交代となるのも昔から変わらない。ちなみに本日は岩風呂だった。今となっては内湯だけという質素な部類に入るけど、建物は今でも手入れが行き届いておりキレイで気持ちがいい。幸か不幸かこの後、日帰り温泉がたくさんできたものだから、なかなかここまで浸かりに来る人はいない=空いているというわけで、案の定、本日も途中から1人となった。たまの休日、広い湯船を一人占めできるなんて、なかなか幸せな気分。日頃の疲れが癒される。



 そして、この温泉の穴場が休憩室。広々とした和室と応接間があるのに、いつ来ても誰もいない。おそらく地下にあるので、皆さん知らないのでは?窓の外は、渓谷でなかなか景色は良いし、ここでもいつものんびりさせてもらっている。
 さて、時刻も17時を過ぎたので、自宅へ帰ることにする。まだ外は明るい。これから夏至に向けて明るい時間は延びるばかり。特に、バイクに乗ってると、明るい時に走れる方が良いのでありがたいと思う。



 吉野町三茶屋のいつもの駐車場にて。ホンと2月というのに寒さが気にならないツーリングでした。このK1200GTも今月で購入から1年。購入時33,000km手前だった距離計は本日36,000kmを超えました。1年の走行距離は3,000Km。正直、重たいバイクだけど、足付きがいいので助けられます。冬場は大きなシールドとシートヒーター&グリップヒーターで寒さ知らず。まだまだ乗りこなせてないので偉そうなことは言えませんが、すごいバイクだなぁと思わされます。
 



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