HIRO-P'S ROOM

撮影場所:富山県 相倉合掌集落 2024年11月

西国33ヵ所巡礼 PART22

2014-02-09 22:00:00 | 西国33ヶ所巡り


 先週の日曜日は暖かい日だったのに、週が明けて寒い1週間が続きました。幸い金曜日の夜から降った雪は、土曜日、日常生活に支障をきたすほど、積もらなくて一安心。年度末の忙しい日に雪の影響なんて、受けたら大変ですから・・・さて、今日は先々週の日曜日に行った西国33ヶ所巡礼の続きをどうぞ。



 22番寺の総持寺の次は23番寺の勝尾寺を目指します。先日、21番寺穴太寺の後、フライングでいってしまったお寺です。電車ならかなりの距離に感じる両寺だけど、車ならR171を走って、府道4号の山道をグッと上がっていくだけの手軽さ。↑の写真、R171、茨木市内走行中、晴れてるのに雨が降ってるシーン。いわゆる「きつねの嫁入り」っていうのに遭遇。この前の週、車を洗ったのに中途半端に雨降られたら、汚れるだけなので嫌ですね。
府道4号線は結構クネクネした上りコーナーの続く道。バイクで来たら面白そうだけど、この辺り結構「バイク通行禁止」の道があって、ややこしそう。車で行くのが無難です。

23番寺 応頂山 勝尾寺 (大阪府箕面市)

 勝尾寺に着いて車から降りると、寒い。小雪もチラついていて、結構麓から昇ってきたなぁと思いました。勝尾寺と書いて、「カツオジ」と呼んでいたけど、納経帖には「カチオウジ」、「ウツオジ」とも書かれていて、パンフレットを見たら、「カツオウジ」が正式名称みたい。今から15年前、学生時代に自転車で前を通ったことがあり、その時は山門があって、もっと質素な感じがした覚えがあるけど、今回行ってみたら、どこかのカーディーラーのショールームみたいな所が入口になっていたのに、ビックリ。そこで入山券を買って、山門をくぐって山の中腹にある本堂を目指します。







 なんだか今までの巡礼とは違う雰囲気・・・来るまで知らなかったけど、「勝尾寺」という名前から勝運祈願や厄除けも行われていました。パンフレットによると数千年の昔から山自体の持つ霊力と1300年念じ込んできた念力により無類の聖地として崇拝されてきたそうです。その関係でだるまさんが境内のいたるところにいる、いる。そこらじゅうの柵の上から、街路灯の上まで大小様々なだるまさんがずらり。ここまで良かったのだけど、周りを見たら、カップルだらけ。西国33ヵ所巡礼でこんな数のカップルを見たのは、今回が初めて。まぁ大阪から近いから、西国巡礼が目的ではなくて、単なるデートスポットになっているだけかな。本堂では厄除けが始まったみたいだけど、スピーカーで「大阪府東大阪市の○○ ○○さん、昭和○○年○月○日生まれ、37歳」とかいう風に本名と出身地、生年月日まで流れていました。この山全体に響き渡って、本人さんはこの事実知ってるのかな?ちょっと心配です。
 朱印所も今風。納経帖を書く人は若い人で、スマホ片手にすらすらと書いていました。まぁこれも時代の流れなんだろうけど、ボク的には19番寺の朱印所におられた心温まる言葉をかけてくれたおばあちゃんや、21番寺の朱印所におられた男性で納経帖を書き終えて渡す時に、感謝の気持ちで手を合わせられた方が、気持ちがこもっていていいですね。





 ↑ 皆さん、自分の厄年を確認してください。

   

 本堂のお隣にあったのは、「大師堂」という、四国88か所巡礼地の仏像が並べれれて、そのお砂踏みができます。おそらく、この砂を踏むことによって、四国88か所巡礼が簡単にできるといった意味があるのでしょうか。西国33ヶ所巡礼も2/3が過ぎて、全て巡礼できたら、次の目標は四国88ヶ所巡礼といきますか。まぁこれは西国33ヶ所巡礼よりも壮大なスケールで時間もかかりそうです。

   

 先に書いたように境内は整備されていて、庭園も立派。冬に来るよりも春や秋に来た方が、桜や紅葉が楽しめそうです。



 池にいた鯉。近寄ると「エサくれ~」と言わんばかりに、ポカ~ンと口を開けてきます。エサがもらえないことが分かると別の参拝客のところへ泳いでました。全く慣れたものです。「勝」と書かれた勝運守りも買ったし、ちょっとは勝運がくるかな。



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