ここ最近は暖かい天気が続いていて、バイク日和が続いているというのに、ず~っと毎日、事務所の中で作業&勉強をしている日々を送っています。たまにバイク乗っている人を見かけたら、いいなあ~と思う今日この頃、久しぶりに懐かしいバイクの紹介をどうぞ。
今日のバイクはO氏が所有していた、スズキのテンプター。といってもかなりマイナーなバイクだったと思うので、知らない人も多いと思うけど、サブネームがST400という、400CCのシングルエンジンのモデル。当時の雑誌には「英車イメージが全身にみなぎるシングルスポーツ」という表現になっていたけど、要は当時、大人気だったヤマハのSR400の対抗馬として登場した。当時は、ストリートで人気があったといえば、SR400。’78年に登場したバイクだから、普通に考えればこのテンプターの方が新しいから売れて当然なのに、そうはいかないのがバイク界の面白いところ。実際、SR400は今でも生産されているが、テンプターはカタログ落ちしている。
このバイクには1回運転させてもらったことがあるけど、シングル独特のフィールが味わえた。この手のバイクはスタイルを楽しむものだけど、前後ドラムブレーキの為に制動力が弱いことを除けば、案外走った記憶がある。シングルだから軽いし、普段の足として使うのだったら、最適なバイクだったのかもしれない。
画像は’99年6月21日、和歌山県の紀ノ川広域農道にて。ちなみにテンプターはCBの後ろに停まっている黒いバイクです。