こないだの日曜日(3/17)は、久しぶりに西国巡礼に行ってきました。今回は、かの有名な「清水寺」。春の陽気に誘われて、ツーリングもベストシーズンに入った予感。今回は BMW・K1200GT で行ってきました。
ルート：奈良・橿原→(京奈和道・R24)→奈良→(R24・京奈和道・R1他)→京都→(R1・京奈和道・R24)→奈良→(R24・京奈和道)→橿原
距離：約160ｋｍ
朝からいい天気で絶好のツーリング日和。暖かかったので、今年初めて革ジャン+ジーンズで出かけます。ＧＴはナビステーを取り付けていないので、久しぶりのナビなしのツーリング。出発前にツーリングマップルで清水寺の位置を確認します。京都市内って東西南北に規則正しく道が走っているから、方角さえ間違わなければ、道に迷う心配はなし。京奈和道を降りて、京セラやワコールのビルを横目に見ながら、巨大な京都駅の西側のゲートをくくって、西本願寺のあたりまで来ると、「京都に来たなぁ・・・」って感じがしました。奈良にもお寺はありますが、なんだかスケールが違いますね。迫力というか権力(？)が格段に上な感じがします。行楽日和で京都市内は渋滞気味。清水寺へはお昼前に到着しました。きちんと駐車場はありますが、二輪車は自転車置き場に案内されて、小さい折りたたみ式電動自転車の横に、ＧＴのバカでかいバイクを駐車します。駐車位置は坂になっていましたが、ＧＴは足付きがいいので、案外どこにでも停めれそうです。
駐車場にバイクを置いて、ここからは徒歩で向かいます。清水寺への道は結構狭いですね。車が１台通れるくらいの幅しかありません。参拝客が多いのですが、よく聞くと外国語が飛び交っています。中国人？韓国人？一時は外交問題で数が減ったと聞いていたので、意外でした。
16番寺 音羽山 清水寺
ようやく山門に到着です。結構上ってきましたが、ここからも階段で結構上ります。
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境内に入っても結構な数の参拝客でごった返しています。気温も上がって革ジャンだと汗ばむような陽気でした。こんな大きなお寺なのに、本堂に上がってお参りできるのは意外な発見。清水寺というと後で紹介する舞台が有名ですが、「胎内めぐり」ができる随求堂や三重塔など、なかなか楽しめます。
清水寺のハイライトといえば、有名な「清水の舞台」。関西では未だに高価な買い物をする時や、決心する時に「清水の舞台から飛び降りて・・・」っていう人がいますが、確かに高いところに設けられていて、ここの舞台からの眺めは壮観です。この日は京都タワーや京都駅がきれいに見えました。手前の桜が咲いたら、もっと華やぎを増しそうですね。
朱印所はこの舞台の奥にあります。舞台の賑わいとは裏腹にひっそりとしていました。これだけ参拝客が多かったら、朱印所も大行列ができているかも・・・と思っていたので。33ヵ所巡礼なので、ようやく半分になりました。しばらくは京都市内の巡礼となります。
清水寺の横に「地主神社」という神社があったので、参りました。なんとこの神社、「えんむすび」、「良縁祈願」というわけで、ボクの場合、清水寺よりもこちらへ参らないといけない気もしないわけではないのであります。鳥居をくくってみると、独身男子よりも独身女子の方が圧倒的に多く、皆さん真剣に良縁を考えられているそう。こんな浮かれた神社は初めてです。なんせお年寄りの方がいません。色々「良縁お守り」や「良縁グッズ」が売られていましたが、さすがに一人で賽銭をあげて拝むのは気恥かしくて辞めました。ここは友達と来た方がよさそうです(笑)。ってここまで書いておいて、今、この神社でもらったパンフレットを見ていたら、「お歓びの声が全国から」というコーナーがあって、成功の声が5件も載っている！(ホンマかいな) 賽銭あげておけばよかったかなと少し後悔しております。
境内の桜はまだ早し。4月に入れば見ごろになるのでしょうか。
この日は行きも帰りも京奈和自動車道を利用しました。上は久御山ＪＣＴ付近にて。京都市のお隣、久世郡はこのように田園地帯が広がっていて、遠くで高速道路を走る車の音が聞こえます。帰りは奈良市内のＲ24が大渋滞。絶好の行楽日和とあって、自動車の量が増えたのでしょう。
今回ＧＴで３度目となるツーリング。今回は高速道路を走ったので、「クルーズコントロール」を使用しました。ゴルフヴァリアントでも付いている便利機能。スイッチを入れるとアクセル操作やブレーキ操作なしで一定速を保ってくれる機能です。ＧＴの場合は、ボタンを一つ奥へ押すと1回に付き2km/h速度が増し、手前へ押すと2km/h減速するそうです。アクセル操作が不要になるので、長距離走行が楽になる予感です。
