今週に入って、ようやく朝晩が涼しく感じられるようになりました。盆地に住む者にとって、お盆が終わってからも続いていた酷暑は、相当身に応えましたが、これからは過ごしやすくなりそう。気温の急激な変化から風邪には注意したいところです。
さて、G.W.に行った「能登半島1周ツーリング」も今日で終わり。最終は、昨年も訪れた「能登金剛」の景勝地に立ち寄って帰ってきました。
5月5日 3日目 PART8 能登金剛
ルート:輪島→(R249)→総持寺→(R249・県道49・36他)→柳田IC→(能登道路)→白尾IC
→(R159・8)→金沢東IC→(北陸道・名神高速)→八日市IC→(R307他)→壬生野IC→(名阪国道)
→針IC→(R370他)→自宅
3日目走行距離:429㎞
3日目も快晴の下、ツーリング。輪島を出発して、まず立ち寄ったのが、「総持寺」というお寺。「ツーリングマップル」には「能登随一の大寺」とのコメントが載っていたが、実際御参りしてみて納得。写真では分かりにくいが、本堂にしても山門にしても、普通のお寺の1.5倍から2倍の高さがある。屋根を見ていたらかなりの迫力に驚かされた。G.W.中というのに朝早かったからか、参拝客は0。特別公開とやらで、本堂奥で埋蔵品が公開されているとのことで覗いてみると、その傍らに1枚の大きな板に書かれた山門の図面が飾ってあった。現在のようなCADが無い時代、この大きな板に書かれた図面を元に、このお寺の山門が建造されたのであろう。但し書きには、「平成19年の「能登半島地震」で山門が被害を受けた時に、この図面が復旧時役に立った」と書いてあった。その「能登半島地震」は平成19年3月25日に起こった地震で、このお寺のある門前町はかなりの被害を被ったと、この時知った。バイクの停めた駐車場にあった看板にも当時の被害状況が写真で紹介されていた。
2枚上の写真は、「義経の舟隠し」、上の写真は「ヤセの岸壁」。昨年も訪れたところだが(記事はこちら)、昨年と違って、今年は快晴なので、穏やかに見えた。まぁ岸壁から見る風景は恐ろしいが・・・海の色がキレイなことに気付いた。
昨年は行けなかった「厳門」に行った。上の二つの景勝地よりもはるかに観光地化されていて、大きな食堂や土産物店、立派な遊歩道まであった。その遊歩道をずっと下っていくと、洞窟の入り口があり、その入り口をさらに下ると海が見えてきて、一番トップの写真の光景になる。ちょうど一つ↑の写真の右に小さく親子が写っているが、その右側が洞窟になっていて通り抜けができる。昨日から海岸線沿いの奇岩を見てきたが、クライマックスはここだろう。
お隣には「千畳敷岩」という景勝地もある。観光船も就航していて、遊歩道もあるから結構楽しめる。
「厳門」を後にして、能登道路を目指す頃には、正午頃になっていた。「能登金剛」を過ぎて、R249に入ると広々とした畑の中を走るようになる。そして能登道路に入り、千里浜を横目に今日は快適な舗装路を走る。昨年は、天気が悪かったことや、輪島までの往復になったので、イマイチだったが、今年は天気にも恵まれ、能登半島1周でき、大満足できるツーリングだった。能登半島といっても奥深い。奥へ行くほど素朴な漁村が現れ、数々の景勝地、観光地が程よくあるのも能登半島の魅力だと思う。寒い季節に来れば海の幸もあるだろう。今回のツーリングでも立ち寄れなかった所もあるので、また機会があれば寄ってみたい。
金沢からは、北陸道に乗り、一気に滋賀県の八日市ICを目指す。そこからR307や広域農道を走って、名阪国道の壬生野ICまで行き、名阪国道で帰ってくるのが、奈良南部に住む者にとって、北陸へ行くルートとしては一般的。前にも書いたように今回のR1200GSのサスペンションのセッティングは一番柔らかめの設定にした。足付き性が向上し、「なぎさのドライブウェー」でスタックした時でも、落ち着いて脱出できたし、この安心感は大きい。高速道路を淡々と走る場面でも乗り心地が良くなったように思う。まぁコーナーを攻める時とかは、このセッティングは向かないと思うけど、のんびり派のライダーにとっては合っているセッティングだと思う。
米原JCTの先、彦根トンネルを超えて、八日市ICまでは断続的に渋滞していたが、それ以外は順調に流れていて、無事帰ってくることができた。今年に入って、連休毎に長距離ツーリングを重ねてきたが、ようやくこの1200㏄という排気量に慣れてきた気がする。今年の夏は、もっと長距離を走ってみたい。
最新の画像[もっと見る]
- 4月1日~4月30日 トレーニング 5年前
- 4月1日~4月30日 トレーニング 5年前
- 4月1日~4月30日 トレーニング 5年前
- 3月1日~3月31日 トレーニング 5年前
- 3月1日~3月31日 トレーニング 5年前
- 3月1日~3月31日 トレーニング 5年前
- 3月1日~3月31日 トレーニング 5年前
- 3月1日~3月31日 トレーニング 5年前
- 3月1日~3月31日 トレーニング 5年前
- 3月1日~3月31日 トレーニング 5年前