HIRO-P'S ROOM

撮影場所:富山県 相倉合掌集落 2024年11月

九州・阿蘇ツーリング2014GW PART1

2014-05-14 23:30:06 | バイクロングツーリング


 ゴールデンウィークも終わり、年始から忙しかった仕事も一段落。ようやく落ち着いた時期に入ってきました。ツイッターでも報告していたので、皆さん、もうお分かりかと思いますが、今年のゴールデンウィークは九州へツーリングに出かけました。

5月3日(土)、4日(日) 1日目、2日目

PART1 フェリーで九州入り

ルート:自宅(奈良・橿原)⇒(大和高田バイパス・県道36他)⇒柏原IC⇒(西名阪道・阪神高速)⇒南港中出口⇒大阪南港フェリーターミナル
名門大洋フェリー・フェリーふくおかⅡ乗船 特別2等洋室A泊
距離:54km


 

 久々の大阪南港からのフェリー航路。そう、昨年の同日もこのフェリーで九州入りしてそのまま山陰地方を回る予定だったのが、直前になって風邪を引いてしまい泣く泣くのキャンセル・・・夏期休暇も風邪で1泊ツーリングしかできなかったし、冬季休暇はどこも行かなかった。よく考えれば久しぶりの長距離ツーリング。まぁ1日目は助走区間。西名阪から阪神高速経由で大阪南港に着いたのは18時前。乗船手続きを済ませて、「19時50分発だからまだまだ時間余裕」って思ってたら、「18時から乗船開始しま~す」の案内。もうここからの旅立ちも慣れているから、そそくさと乗船乗り場へ移動して、乗船を待つ。



 こんな夕陽を浴びながらの乗船って久しぶり。四国・東予行きの「オレンジフェリー」は夜間出航だし、前回同じ「名門大洋フェリー」を使った時は2年前の1月で日がどっぷり暮れた後の乗船だったから。今回利用した「名門大洋フェリー」は国内旅客フェリーとしては珍しい1日2往復体制。関西でフェリーといえば「さんふらわあ」が有名だけど、こちらは「CITY LINE」の名称で大阪南港と北九州・新門司港を12時間40分で結ぶ。前回乗船した時は1月1日だったので、帰省の人が多かったけど、今回はツーリング風の人が多い。



 バイクをフェリーへ移動。車輛甲板は滑りやすくて気の遣う瞬間なのに、今回の車輛甲板は4甲板なので4階。客室まで近いのがいいんだけど、フェリー内の急なスロープ(↑の写真左側)を上がってUターンを2回して駐車。慣れていても気を遣うから初心者の方はもっと緊張する瞬間かな。停車して必要最低限の荷物だけ持って、客室へ向かう。





 19時50分発なのに18時30分には船内へ。まだ乗船客も少なくて甲板に出てみたら、大阪湾の向こう六甲山系に夕陽が沈むところだった。こんな景色、フェリー旅ならでは。早めにきた甲斐があったと思う瞬間。



 フェリーターミナルというだけあって、港にはフェリーがいっぱい。左は四国・東予行きの「オレンジフェリー」、一番奥に見えるのは九州・宮崎行きの「宮崎カーフェリー」かな?真ん中の「RKK LINE」は自宅に帰って調べてみたら沖縄・那覇行きの琉球海運のフェリー。琉球海運って以前は旅客営業もしていたと記憶するけど、今は物流専門になったみたい。



 船室に戻って、レストランで夕食を取った後、19時50分に出航!見慣れた景色だけど、いつ乗っても甲板の後ろに出てこの景色、眺めてしまう。まだ旅行という趣味を持って間もない学生の頃なんて、旅先での出会いとか期待にもっとウキウキしてこの景色を眺めていたけど、アラサーを超えてアラフォーを迎えようとしている今となっては、ツーリング中の安全と天気を思ってるくらい・・・まぁそんな落ち着いた年齢になったわけだけど、ここにきて旅先のスタイルが変わったのはスマートフォン。まぁボクの場合はタブレットだけど、学生の頃、こんな景色を即ネットにアップなんてできなかったのが、ツイッターを通じてできるわけで、ロビーでくつろぐ一人旅のような旅人もしきりにスマホの画面に夢中になってる。旅のスタイルもこの20年ほどで随分と変わったなぁと思う。





 出航1時間10分後、21時頃に明石海峡大橋をくくる。案内放送も流れたので、再び甲板に出て眺める。橋は渋滞してるみたいで、車のヘッドライトが連なり、ゆっくりと動いているのが見える。毎度フェリーを選んでいるのは、渋滞に巻き込まれないからっていうのもあるんだね。バイク、いくらすり抜けができるといっても、やっぱり気を遣うし、広い船内でゆっくり過ごせるのが船旅のいいところ。ちなみに↑の写真の橋の下の明かりは淡路ハイウェイオアシスの観覧車。混んでるんだろうな。きっと。
 この後、客室に戻り早々に寝てしまった。今回は「特別2等洋室A」というグレードで、この時期「2等洋室」から無料でランクアップサービスが行われていた。以前紹介したようにこのフェリーの洋室は完全な個室感覚で使えるのがGood。2等洋室との違いは液晶テレビが付き(イヤホンがあったけど、イヤホンジャックがどこにあるのか最後まで分からなかった)、カーテンが上下式でベッド側に簡易式の爪があって施錠ができること、5階が大半の2等洋室に対して6階にあって静粛性に優れること。2等洋室を前回利用した時は音が気になったけど、今回はぐっすりと眠ることができた。



 日が明けて2日目の朝、天気予報では下り坂の予報だけど、とりあえずは快晴だった。朝食を取った後、甲板で朝の空気を吸う。非日常的なこの景色は何回見ても飽きてこない。この日の瀬戸内海は穏やかでぐっすり睡眠も取ったし、久々の長距離ツーリングに備え万全。





 ダイヤ通り8時30分、新門司港に着岸して下船準備に入る。この航路2便あるというのに、ぱっと見た感じでもバイクは60~70台あった。やっぱりツーリングの季節なんだなと感じる。この時が期待と夢が膨らむ瞬間。基本バイクって車の後、一番最後の下船となるから待たされるわけだけど、「上陸」っていう雰囲気を盛り上げる。



 無事、下船できてフェリーターミナル前で記念撮影。今回のツーリングはR1200GSを選ぶ。バイクでの九州上陸はまだ3度目。今回は15年ぶりの訪問となる''阿蘇''が待っている。
 



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