9月に入り、朝晩はすっかり涼しくなってきました。当ブログも昨日で開設から12年！今まで見ていただいていた方、ありがとうございます。28歳の時に始めたブログも気付けば昨日で40歳。いよいよ歳を取ってきたなぁ・・・と思いますね。やってることは当時から大して変ってない気もしますが(？)。まぁ改めて今、当初の記事を読んでいるとダイエットをやってるけど、半ば中途半端で、今、ジムに通い始めて、ようやく効果が表れてきました。体重だけみたら、なんと16㎏も痩せた
こんなこと最初から分かってれば、もっと早くジムに通っていたんですが。この辺りはボクの優柔不断なところ
さて、今日は奈良市へ行ったついでにゴルフヴァリアントの1年点検の予約を入れに、ディーラーへ行ったのですが、なぜか話が違う方向に進み、up！というクルマに試乗することになりました。この車はちょうど2年前に試乗をして当ブログでも紹介済み。でも今年に入ってマイナーチェンジが行われ、さらに熟成が進んでいました。
↑は前回の試乗の時の写真。おさらいをするとup！はVWのボトムレンジを担う車で日本ではポロの下、昔のルポの後継というポジション。3気筒1000ccのエンジンをASGというミッションを駆使して走らせる、かわいいけど、このミッションが曲者でMT車を理解しているドライバーなら難なく使えるどころか面白いミッションだけど、一般の人にはウケが悪いだろうな～というインプレッションを投稿していました。
で、今日、試乗したのが↑のマイナーチェンジ後のモデル。バンパーの形状が変わり、ヘッドライトの形状も変わったのかな？以前はVW顔らしくない感じがしましたが、随分とVWの一員の顔になっていました。ボクのゴルフヴァリアントⅤと並べても違和感なし。精悍な顔つきになったと思いませんか？ちなみにこの車は特別仕様車の"beats" 2ドアが限定200台で4ドアが限定400台。ちなみに2ドアは完売で4ドアは何とかなるかもとのことでした。外観はドアミラーがレッドだったり、ドアの下部にストライプが入っていたり、センターホイールのVWがレッドだったり、かなりゴキゲンな感じ。昔のホットハッチを思い出さます。室内はさらに派手でグレード名となった"beats"はオーディオメーカー。ホワイトが基調でダッシュボードには柄が入っていて、ちょっと好き嫌いが分かれる気がします。その代わりオーディオは透き通った音がいい！スペアタイヤを廃してその部分にウーハーを搭載したりして、メーカーの特別仕様車とは思えないくらい気合いが入っています。セールス氏もノーマルとは比べ物にならないくらいいい音質とのことです。
さて、実際の試乗。今回はセールスマン氏が助手席に座ったので、大人しく奈良の市街地を走りだします。前回の試乗車の印象が強烈だったので、今回もさほど"ASG"というミッションについては期待せずスタートすると、かなり滑らかになっていてビックリ！実はこの2年の間にボクが勤務する会社ではスズキのAGS車(エブリィバン)が配備され、5速MTを機械的に変速するというこのミッション、正直、スズキの方が1枚も2枚も上手と思ってました。でも今日乗ってみるとシフトショックが少なくなって、前回は「酔いそう～」って書いたけど、かなり改善されて今回は大丈夫。またマニュアルモードで走らせてもショックが少なくて、メーター内のインジゲーターを見ていないと分からないほど。まぁこの手のミッションの特性として、変速するタイミングでアクセルを戻すとよりスムーズにシフトチェンジしてくれます。多分、乗り慣れれば、そのタイミングが分かってきて、より滑らかに走らせることができると思います。
試乗コースは前回の半分ほど。少し勾配のきつい区間もあったけど、特に力不足に感じることはなかった。意外と登り坂でもシフトアップしていくのは燃費指向にセッティングされているからか？それよりこのコンパクトボディが軽快に走らせる方向にプラスされ、ヘッドレスト一体型のシートも最初はどうかな～と思ったけど、結構出来がよくて、長距離でも問題なさそうです。そういえば助手席のパワーウインドゥが運転席からからも操作できるようになっていて、ちょっとした使い勝手は向上している模様。カップフォルダーが1個しかないとか、オーディオ、エアコン操作パネルがコンパクトにまとめられ過ぎていて、センターコンソールが異様に大きいことなどは日本車から乗り替えるユーザーからは指摘が入るかもしれません。
さすがに1Lのエンジンはかわいいものです。アイドリングストップ機構が付いてバッテリーの方が存在感が増した感じ。ポロが3ナンバー化されるので、5ナンバーのUPは今後、需要が増えるかもしれませんね。
