今日は、ゴルフヴァリアントの初車検を預けに奈良市内のディーラーへ出かけてきました。その帰り、奈良競輪場内の駐車場で、「第26回奈良モーターフェア」というイベントがあったので、行ってきました。
まぁ奈良ローカルのディーラーが集結してやっているイベントだから、展示車輌はありきたりのもの。ミニバンが多数展示されていたので、家族連れが多く見受けられました。
そんな中で注目されていたのは、電気自動車。三菱自動車の「アイ・ミーブ」は、試乗ができるようになっていました。残念ながら試乗はできませんでしたが、走っている音を聞いていると、モーターの音だけ。もちろんエンジン音は皆無です。今は珍しく感じる電気自動車も10年後は、当たり前になっているのでしょうね。最近2ストバイクを見かけると、やけに音や匂いに懐かしく感じるように、10年後になれば、ガソリンエンジン音や匂いも懐かしく感じるようになるのでしょうか?
見るところ車内は、普通の車と一緒ですが、燃料タンク部分がコンセントと繋げるようになっていました。ここから充電するのです。まだインフラが整っていないので、街中で充電スタンドも見たことがありませんが、将来的にはこれが当たり前になるのでしょう。
街中で見かける機会の多くなった、ハイブリットカー、ホンダ「インサイト」とトヨタ「プリウス」。「プリウス」の方はプラグインハイブリット車が展示されていました。電気自動車とハイブリットカーの混合で、電気の残量が0になっても、ガソリンで動くという構造、充電スタンドのインフラが揃っていない現状では、一番現実的な車なのかもしれません。
新型の日産「マーチ」もアイドリングストップが装備されて、ある意味ではエコカーといえるのかもしれません。個人的には1代目、2代目、3代目と「マーチ」を乗り継いできて、今回が一番個性が薄れたかなぁと思います。タイ製になって、巷では品質の問題が指摘されていますが、見た感じの質感は先代よりも良くなっているように感じました。フロントシートも少し大きくなった感じ。ただ、リアシートの座り心地はイマイチで2代目の「マーチ」が一番リアシートの座り心地は良かったように感じます。
こうやって見ると、エコカーやRV車が目立っていて、スポーツカーの展示がほとんど無かったのが残念。こういった場だからこそ、GT-Rやロードスターの展示、試乗があってもいいようなものと思うのですが・・・
奈良で唯一の競輪場である、「奈良競輪場」。僕自身ギャンブルはしないので、初めて来ました。奈良には競馬場や競艇場は無いので、唯一の賭けができる施設です。
さて、車検は1週間預けることになったので、代車を借りました。今回の代車は、「ゴルフⅤ」。2000㏄のエンジンで平成18年登録となっているので、グレードはGLIかなと思います。ボクの乗っているゴルフヴァリアントの荷室部分が無いだけの車なので、運転席から見る景色は一緒。ルームミラーに映る景色が少し近くに見えるだけです。2000㏄のFSIエンジンは、ターボもスーパーチャージャーも付かないシンプルなもの。加速だけを見れば、TSIエンジンとは比べ物にならない。それでも150psあるので、必要十分に走ってくれる印象を持ちました。エンジンをかける時の音はこちらの方が重圧感があってよい。ただ、オンボードコンピューター上の平均燃費は、奈良から橿原まで帰ってきて、10㎞/L前半だったので、TSIエンジンのゴルフバリアントだと13km/L後半を示す数値から考えると、燃費は落ちるみたい。
全長は20㎝ちょっと短いだけなのに、意外と狭い道でもスイスイ行ける感じがした。荷物をたくさん積まない方にとっては、ゴルフヴァリアントよりもゴルフの方が乗りやすいと思います。