今日は、ゴルフヴァリアントにリコールが出たので、点検をするために奈良市内のVWディーラーへ行ってきました。
リコールの内容は、「ドライブシャフトの連結ボルトの締め付けが不適切なものがあります。そのため、そのまま使用すると、当該ボルトが緩み、異音が発生します。最悪の場合、走行不良のおそれがあります。」というもの。点検自体は30分ほどで終わる作業なので、それほど重大ものでもなさそうです。
待ち時間の間、展示車両を見ることにします。最近になって、「シロッコ」と「ゴルフⅥ」が登場して、VWの店内も先月上旬に来た時と雰囲気が変わっていました。「シロッコ」は試乗車がなかったので、「ゴルフⅥ」の「コンフォートライン」に試乗させてもらうことができました。
ボクの乗っているのは「ゴルフⅤ」と呼ばれる世代。噂によると生産にコストがかかりすぎているために、今回試乗した「ゴルフⅥ」では、コスト削減を行って、通常のモデルチェンジよりも早く登場したそうです。デザインは、今の社長が「V」のワッペングリルが気に入らないという理由で、通常のデザインに戻したということで、「ゴルフ」のような売れ筋の車が、社長の好みでデザインが変わるというのも、すごいなぁと思ったりします。
簡単に奈良市内を15分ほど試乗した印象は、今現在でベースグレードとなっているこの「コンフォートライン」で充分。馬力は122PSと控えめですが、なかなか瞬発力があります。ボクの乗っている「V」との比較では、自動車雑誌に載っているように、静かになった感じを受けました。インパネ先端の反り返る処理が無くなって、ボンネットが見えるようになったので、軽快な感じが増したように思います。ただ短時間の試乗では「V」との違いを感じたのはそのくらいで、変わり映えがしないのも事実。デザインが変わった以外は、静粛性や乗り心地の熟成が進んだといえそうです。
点検の終えたボクの車と並べてみました(点検の結果異常なし)。なるほど、新型はすっきりした顔になりました。ちなみに試乗車の「レッド」のボディカラーは、やはり男一人のドライブでは、恥ずかしいの一言。奈良市内は外車の比率が高く、出て間もない「Ⅵ」は結構注目されましたが、このカラーは最後まで馴染めませんでした。ディーラーの人によると、「ブラック」と「シルバー」が人気色だとか。といっても、カラーはこの他に、「ライトブルー」と「ホワイト」しかなく少々寂しい気がします。「Ⅵ」は、この5ドアの他に、セダンやミニバン、ワゴン、オープンカーも企画されているそうです。ボクの乗っているヴァリアント(=ワゴン)は日本に登場して、まだ2年経たないのに、もう旧型になってしまうのでしょうか?
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