今朝は昨晩からの雨がひとまず止み、少し肌寒い。天気が回復しそうだったので、西国三十三所巡礼、番外礼所3つ目のお寺にお参りしてきました。
番外 豊山 法起院 (奈良県桜井市)
実はこのお寺はボクが住む隣の市にあるお寺。第8番長谷寺(記事はこちら)の麓にあって10年前の正月にお参りしている。その時は番外があるのを知らなくて、ここは素通りしていた このお寺は今年1月にお参りした花山院の記事で紹介したように(記事はこちら)、開基された徳道上人が祀られている。
法起院は通りから少し入ったところにあった。境内はさほど広くないが、静かで奥の方に徳道上人が祀られた御廟があるというので、最後にお参りする。
その御廟の中に西国33所のお砂踏みがあったので、番外も含めた”満願達成”の意味を込めて、1番から順にひとつひとつ踏んでみる。足かけ12年、その間に時代は”平成”から”令和”になった。33寺もあると朱印帳を確かめなければ、どこのお寺だっただろうということもある。最初はスタンプラリーのつもりで集めだしたけど、巡礼するにつれて、その思いも変わってきた気がする。歳もその分重ねたしね(笑)。山の頂上まで登る必要のある寺や、たまたま護摩焚きをされていた寺、朱印所のおばあちゃんの優しい笑顔等、お寺にもいろいろ特徴があって、楽しませてくれた。
西暦718年に始められた西国33所巡礼、創始1300年になるとのことで、朱印にもその言葉がある。最近ますます寺社巡礼がメジャーになってきて、老若男女問わず、賑わってきた気がする。
法起院を後にして、長谷寺の門前町へ。↑の写真の中ほど上に第8番寺の長谷寺が見える。通りを歩いている人が結構いて、信仰の深いお寺だなぁと改めて思った。
帰りは↑のお店で”草もち”をいただく。1個100円で、注文を受けてから焼いてくれるのでおいしい。向かいのベンチに座っていたら、話し好きのおばちゃんに声をかけられ、しばし談笑。ボクが満願したことを伝えると、最後、長野県の善光寺に参るのを勧められる。しかも善光寺は2つあるらしい。善光寺にお参りする意味…ネットで調べれば直ぐに答えが出てくるだろうけど、この巡礼は事前にネットを使わずにお参りするのがボクの流儀だったので、これは今度現地へ行った時に調べてみますか。