平成17年11月12日にBMW・F650GSダカールを購入して、はや4年(記事はこちら)。次のバイクに乗り換えるために、今日神戸のディーラーに引き取ってもらいに行ってきました。先週とはうって変わって、寒風の吹く朝となりましたが、神戸まで走ってきました。新しいバイクの納車はまだ先ですが、今のバイクに付いている一部の部品を新しいバイクに付け替えてもらうので、今日がお別れの日となったのです。
父親の乗るBMW・323セダン('99年式)と最後の記念撮影(トップの写真)後、出発します。途中、奈良県内の二上山を望むスポットで撮影。トップケースの上にさらにトップケースが載っているのは、昔付けていたメーカー純正のトップケース。これを引き取ってもらい、今付いているGIVIのトップケースは新しいバイクに付け替えてもらうのです。
ちょっと不恰好な姿のまま、西名阪道→阪神高速松原線→環状線→湾岸線→R2の順で神戸入りしました。途中、松原線から環状線にかけて、この姿を不審に思ったのか、パトカーが後ろについてしまい、制限速度の60km/hで走る羽目に・・・阪神高速でパトカーなんて初めて見ました。最後の最後で捕まるのは馬鹿らしいので、制限速度で走ると、そのパトカーも追い越さず後ろを走ります。見た目には、ボクのバイクがパトカーを先導する(逆に考えればボクが追われている!?)ような感じになってしまいました。慣れない荷物の積み方をしているので、ゆっくりと先に進みます。
阪神高速湾岸線で最後のシーサイドラン。さらに終点の六甲アイランドまで走り、神戸の街に入っていきます。ディーラーに到着したのは正午すぎ、その時の距離計は18,265km。購入時が664kmだったので、購入から4年で17,601㎞走ってきたF650GSダカールともここでお別れです。次のオーナーに行き渡って、末永く大切に乗ってもらえることを祈ります。
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先週は、今日の日のために最後の洗車をしました。日が短くなって15時を回ると日が傾き始め、洗車上がりのパーツに西日が差してきました。最初は背が高くて走り始めるまでは大変でしたが、慣れてきたらなかなか乗りやすいバイクでした。よく旅先で「このバイクの走りはどうですか?」と質問されたら、「淡々と走るには非常に乗りやすいバイクです」って答えていました。スリムなボディなのに、サイドケースを付ければ、キャンプツーリングも可能。その気になればダートだって走れるし、非常によくできたバイクだと思います。まぁこないだのシルバーウィークに行った、「湖北・若狭ツーリング」の記事がまだなので、その投稿の時にもこのバイクのよさが書ければと思っています。
<-- BMWF650GSダカール① -->
<-- BMW・F650GSダカール② -->
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ついでに動画も収録しましたので、どうぞ。単気筒らしいポコポコとしたエンジン音です。
新しいバイクがディーラーに入っていました。今までのよりさらに大きいバイクとなり、うまく乗ることができるのか不安な一面、BMWの伝統的なエンジンを積んでいるので、その走りが今から楽しみです。