先週はツーリングの記事を紹介したので、今日は2週間ぶりの”MY鉄道模型ヒストリー”紹介の日になりました。今日は、カトー製国鉄~JR113系関西線色を紹介します。
この車両、国鉄の標準近距離電車ながら、塗装が関西線専用のライトグレーに朱色の帯を巻いていて、当時としては斬新なカラーをまとっていました。この朱色は春日大社の朱色をイメージしたもので、’95年前後まで、関西線のほか、和歌山・桜井・奈良線にも走っていましたが、特にお別れイベントもないまま、この色自体が消滅してしまいました。
模型の方は、6両セットでの販売。当時小学生の身分の僕にとっては、セット物は買えなかったので、これは、父親が’85年のタイガース優勝の時に阪神百貨店で特価で買ってきたものです。当時からカトーの製品は安定していたので、今見ても古臭い感じがしないのがいいところ。買いたての頃は、ケースのウレタン材の匂いがなかなかよかったのですが、今日開けてみたら、さすがに匂いはしませんでした。
先日、東海道線東京口の方ではこの113系が引退したらしいのですが、関西では福知山・山陰・草津・湖西・阪和線などで乗ることができます。ただ、この関西線色はすでに消滅。模型の方でも現在は生産中止になっていて、寂しい限りです。