3日目の朝、昨日とは違い、朝靄がかからないごくごく普通の朝がやってきた。やはり昨日のような、朝靄がかかる天候というのは、珍しいのかもしれない。今回のキャンプでは、自宅から「ドリップコーヒー」を持っていった。コップにお湯を注ぐだけで簡単にコーヒーができる。お湯は、バーナーで沸かすから、朝からちょっとした贅沢気分(?)。優雅なひと時を過ごす。同じキャンプ場にはBMWのバイクが多かったが、とりわけ「GS」は年式・型式を問わず多かった。「R1200GS」とボクのバイクの後継機である「F800GS」を遠目に見る。
出発前のひと時。気温は10℃前後か・・・今この記事を書いているのが、10月17日でちょうどその気温。やはり信州の高地は涼しいと感じた。今日も6時半に出発する。
PART7 浅間白根火山ルート
8月16日 3日目
ルート:カヤの平→(県道502・471・R292)→渋峠→(R292・万座ハイウエー)→嬬恋→
(鬼押ハイウェー・R146)→軽井沢
渋峠までは昨日と同じルートを走る。途中でチャリダー集団を発見。おそらく大学のクラブかサークルなのだろう。前々から書いているように、ボクも学生時代は自転車サークルで旅をしていたので、当時はこんな格好で走っていたんだろうなぁと懐かしい思いになる。
昨日と同じ「横手山ドライブイン」に入るが、ほぼ同じ時間にも関わらず、雲海は見られない。やはりある気象条件が重ならないと見れないのだろう。
日本の国道で一番高い峠、渋峠を今日も超え、途中で折れて万座温泉街に入っていく。沿道で、もくもくと白い煙が出ており、きつい硫黄臭のする区間もある。もちろん立ち止まってはいけない所。独特な感じのする道だった。
万座ハイウェーの入り口にて。ここから「浅間白根火山ルート」という道を走る。まだまだ交通量が少なくて、気持ちのいい走りができた。日本離れした光景の中を走ることができ、満足する。
続いて、鬼押ハイウェーを走る。前回来た時は曇り空だったが、今年は快晴。浅間山も山頂までキレイに見ることができた。この道を過ぎると、軽井沢に向かって下りになり、渋滞を予想していたが、まだ朝の早い時間帯だったためか、流れておりホッとした。順調に軽井沢の街にたどり着いた。