HIRO-P'S ROOM

撮影場所:富山県 相倉合掌集落 2024年11月

ついにカーナビ購入・試用記

2010-10-03 22:11:04 | 車関係






 やっとというか、今更というか、ようやくカーナビを購入しました。今までは「ツーリングマップル」でどこでも行っていましたが、メモリータイプのナビなら、価格がこなれてきた上、車から外して自宅で見たり、他の車でも使えるので、購入に踏み切りました。SONYの「NV-U35」を購入。SANYOの「NV-LB50DT」(ゴリラ・ライト)と比較し、本体が小さい点(その分画面も小さい)と、防滴仕様で、工夫次第でバイクでも取り付けられそうだったので、「NV-U35」にしました。



 「ドライブモード」と「自転車モード」と「徒歩モード」の3種類のナビが入り、車から降りて、観光の時でも役に立ちそう。メモリータイプのナビだから、内蔵の情報にはあまり期待していませんでしたが、「道の駅マップ」や「日帰り温泉ガイド」、「グルメナビ」などが入っていて、自転車用として、「サイクリングコース」や「自転車店検索」まで入っていてビックリ。もちろん、基本的な機能で電話検索や住所検索、レストランなどのジャンル検索も付いていて、ボタン一つで目的地設定をして、ナビが開始されるのだから、便利なものだなぁと思いました。



 とはいえ、値段が値段なので、本当に上手く作動するのかどうか心配です。だいたいカーナビといえば10万円以上するものと思っていたのに、2万円台のカーナビなので・・・それと今から10年以上前にレンタカーに付いていたカーナビを使ったことがあるのですが、「左折」しないといけない交差点を「右折」と案内したり、全然違うところを案内されたりして、実はその時の経験からカーナビの道案内は参考程度と思っていたのです。

 それで、今日車検上がりの「ゴルフヴァリアント」に早速装着して、三重県の津市内にある、うなぎ店に行ってみることにしました。幸いうなぎ店は「グルメナビ」に登録されていて、一発で検索終了です。ディーラーのある奈良市内から津市内まで約2時間のドライブ、奈良市→(R169)→天理IC→(名阪国道・伊勢道)→津IC→お店というルート結果になりました。ちなみに津市内を車で走るのは初めて。保険で「ツーリングマップル」を持って行きましたが、これを見ないことを祈りましょう。
 天理ICから名阪国道に乗ります。名阪国道は1本道なので、案内ガイダンスも何も言わないだろうと思っていると、「事故多発地点です」とか「左からの合流があります」というガイダンスが流れてきました。カーナビって単なる道案内だけでなく、交通安全にも役立ちそうです。
 五ヶ谷SAで一休憩。ルート選定で「有料道を使う」とか「一般道を使う」というコマンドがあり、「有料道を使う」にすると、わずかながら高速代がかかるので、「一般道を使う」にすると、上野市内の中瀬ICで降りて、R163で津へ向かうルートが表示されました。到着時間がそれほど変わらないので、R163で行くことに決定。到着時間が表示されるのも、カーナビのメリットだなぁと思いました。
 中瀬ICで降りて、R163を東へ向かいます。R163も一本道なので問題なし。途中の長野峠がいつの間にか新しいトンネルになっていて、トンネルの中でも、正常に作動することを確認。GPSの電波は受信できないのですが、速度でだいたいの位置を表示させるそうです。
 津市内に入り、350m先を右折しないといけないのに、車の流れで手前で右折した時は、すぐに訂正後のルート案内に変わり、もちろん「Uターンして戻ってください」ということもなく、きちんと案内してくれました。先に書いた10年以上前使った時は、「間違えましたね。戻ってください」というようなガイダンスが流れ、ムッと感じたのとは大違いです。
 さらに市街地に入ると、片側2車線の道になったり、右折専用レーンがあったり、結構初めてその町に来た人は、ビクビクしながらハンドルを握るものですが、きちんと「右折するので、右側を走ってください」とか「この先右折専用レーンになります」とか案内してくれるので、安心できました。右左折しなければならない交差点が近づいてきたら、その交差点が拡大されて、場合によっては、案内標識も出てきます。カーナビのない時代なら、お店の近所で一旦停まって、そのお店の地図を取り出して位置を確認していましたが、今日は、そのようなことも必要なく、一発でお店に行くことができました。お店に到着すると「1時間○分かかりました」まで言ってくれて、この値段なのに大したものだと思いました。



 今日の目的地は、津市内にある「うなぎ新玉亭」という、創業明治23年うなぎ一筋というお店。カーナビの到着時間の予想通り12時前に到着。広い駐車場が完備されており、お店も4階建てなので、お昼時にも関わらず、待つことなく店内に入れました。


↑クリックすると「うな丼」の写真になります。

 このお店は、ご飯を1.何キロかある大盛りにできることでも有名ですが、さすがにそんなに食べることはできないので、「上丼」(1,575円)を頼みました。ちなみに何切れ乗るかで「特上丼」(5切)から「並丼」(2切)まであり、どれも、きも吸付き。「上丼」はうなぎが4切乗っています。お味は最初ちょっと焼きすぎかなぁと思ったものの、まずまずの味。これなら「特上丼」の5切もいけそうです。さすがに大盛りは無理でしょう。

 帰りは、R166高見峠経由で帰ることにしました。そのまま「自宅に帰る」を選択すると伊勢道経由で帰ることになるので、目的地を「道の駅飯高駅」にひとまず設定し、「道の駅飯高駅」で「自宅に帰る」を選択することにします。さらに、ルート選定を「一般道優先、距離最短」で検索、結果、通常ならR42→R166と表示されるはずのところが、結構クネクネしたルートになりました。
 実際その通り走ってみると、かなり狭い路地を通ったり、田舎道を通ったり・・・まぁ最終的に渋滞に巻き込まれることもなく、R166に出れましたが(道路標示版で↑渋滞所要時間30分、→↑所要時間15分というところでは、きちんと→↑の方を案内していました)、かなり精度が高く細かいルート案内ができる代わりに、この「距離最短」モードでは、狭い道を走るという覚悟も入りそうです。





 こんな感じで、「道の駅飯高駅」に到着。この「ゴルフヴァリアント」。早いもので、3年の初回車検を受けてきました。最近はバイクで遠乗りの方が多くなったので、距離はあまり伸びず、15,500kmを超えただけ。1年平均で5,000kmといったところ。今回の点検では、エンジンオイル交換等、通常のメニューの他に故障部分の修理や気になっていた所の改善をしてもらってきました。その中身は・・・

① 運転席サンバイザーの照明が点灯しない。→角度スイッチ不良、取替。
② 左フロントフェンダーを押さえるとキシミ音がする。→ヘッドライト位置調整。
③ 後フェンダー、ホイルハウス内の汚れ→スチーム洗浄。

 といったところ。③はホイルハウス内が前はプラスチックなのに、後はウレタン素材になっていて、1回雨の山道を走ったときに木くずが、こびれ付いて、何回洗車しても取れずに残っていたもの。今回のスチーム洗浄でも少しだけ残っていましたが、これは我慢するしかないようです。
 せっかく洗車してもらったのに、午後から雨。しっかり降っていたので、ドロドロになってしまいました。



 カーナビの取り付け位置はこんな感じ。カーナビ本体を吸盤で取り付ける構造になっていて、本当はセンターに取り付けたいところですが、ゴルフヴァリアントの場合、ここはエアコンの噴出し口で網状になっていて、その吸盤が取り付けできず、助手席側のこの位置になりました。画面サイズが2DINサイズのカーナビと比べると半分のでしかないのですが、見にくく感じることもなく、これで十分です。
 「道の駅飯高駅」から自宅へは、予め登録しておいた「自宅へ帰る」モードで検索。「通常モード」だったからか、桜井市内の案内が遠回りになっていました。自宅近辺でカーナビを使うことは少ないと思いますが、「距離最短」で設定すれば、抜け道を中心に検索し、「通常モード」なら、国道などの広い道を案内する設定なのでしょうか。
 結局帰りは、津市内→(県道?号線他・R166)→旧飯高町→(R166他)→自宅で帰ってきて、津市内から自宅まで約3時間でした。今までなら「ツーリングマップル」を見て、県道○号線ときちんと書けていたのですが、カーナビを使えば、そんな意識はほとんど残っておらず、?号線となってしまいました。
 商品案内を見ていたら、走行履歴をパソコンでアップロードできる機能もあり、色々楽しめそう。半信半疑で購入した商品の割には、満足のいく結果になりました。



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