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2月に入って、ここ数日は暖かい日が続いています。先週は風邪を引いてしまい、幸い熱は出ず、喉の炎症程度で済んだので一安心。1月、2月とブログの更新ができていないのは、忙しい毎日を過ごしているから・・・って毎度の言いわけなわけですが、今年は長距離ツーリングにも出かけていなかったので、昨年途中まで書いて放ったらかしになっていた、新春ツーリングの続きを書いてみます。とはいえ、1年以上前のツーリングなんて、地図を見ながら思い出すのが精いっぱい。まぁこれまで投稿した記事のおさらいから・・・
2012年新春初乗りツーリングIN天草・雲仙PART1は こちら
2012年新春初乗りツーリングIN天草・雲仙PART2は こちら
2012年新春初乗りツーリングIN天草・雲仙PART3は こちら
PART4 九州から本州へ
3日目 1月3日
ルート:雲仙→(仁田峠循環道路)→仁田峠→(R389・県道131・R251・R57)→諫早IC→(長崎道・九州道・中国道)→小郡IC→(R9)→湯田温泉
グリーンリッチホテル山口湯田温泉 泊
3日目走行距離:389km
雲仙地獄を観光したあと、仁田峠循環道路に入る。雲仙普賢岳が迫る山岳路で、以前自転車で雲仙に来た時はさすがに急勾配なので、この道はパスしたところ。反時計回りの一方通行なので、南側より入る。入口の電光掲示板には山頂の気温1℃とか出ていたので、雪が大丈夫そう。でも進むにつれて気温が下がる。山の稜線に出てしばらくすると、雲仙普賢岳や島原半島を望む展望台に到着した。
平成2年11月17日に噴火が始まったという雲仙普賢岳。翌平成3年5月20日に溶岩の噴出が始まり、特に同年6月3日の火砕流には住民や報道関係者が巻き込まれる惨事になった。平成7年に停止するまで約2億㎥の溶岩が噴出し、その約半分が火砕流や火山灰として飛散したが、残りの約1億㎥が高さ約250m、東西幅約1200m、南北約800mの溶岩ドームとして普賢岳の東側に残り、「平成新山」と命名されたという(展望台にあった看板等参照)。
活動を停止して16年が経った今でも、生々しい火砕流が流れた跡が残っており、改めてこの災害の凄まじさを目の当たりにした。
同じ展望台から見た島原半島。今は平穏を保っている。
横切っている一本の道が「仁田峠循環道路」。頂上付近は山の稜線に沿って走るので、景色は良かったけど、ここへ上がるまでは大変だった。
展望台から少し進んで、仁田峠に到着。ここからロープウェイでさらに上まで上がれる。残念ながら今回は時間が無かったのでパス。この時期の標高1020m地点は寒いを通り越して、冷たい。正直、防寒着で身をくるんでいても寒すぎるので、先へ進むことにした。
雲仙を後にして、ひとまず諫早に向かう。この町は大きいので、今朝切れたヘッドランプ球も売っている店があるはず。そういった時に便利なのが、「ナビ」。最寄りのカーショップを調べたら、諫早市内に「オートバックス」を発見!基本的には「ナビ」や「スマホ」には頼らず、新たな発見をしたいのがボクのツーリングスタイルだけど、見知らぬ町で目的のお店を探すといった時には「ナビ」はやはり便利。
「オートバックス」では、輸入車規格の「H7」のバルブが置いてあり一安心。まぁバイクショップではないので、車用に2つ入っているのは仕方のないところ。前に書いたように、ヘッドライトユニット後ろのカバーを外して無事交換終了。でも「LAMPF!」が消えない・・・色々やってみるがライトが点かない・・・仕方なくお店を出て少し走るとその表示が消え、バイクから降りて確認すると、きちんと点いていた。あ、そうかキーをONにしてもエンジンがかかっていない状態だとライトが点かないのを忘れていた。まぁ、これから先まだまだ長いので、ライトが復活して一安心。エンジンオイルとともにバルブも予備にいれておきたい。
さて、諫早ICから長崎道に乗るも、今日の宿泊地、山口県の湯田温泉までの道のりは長い。せっかく長崎まで来ておいて、諫早から高速道路に乗って帰るというのも残念だけど、明日中には奈良へ帰らないといけないので仕方がない。途中、長崎道から大村湾を望む一般道が見えた。なかなかキレイなシーサイドランが楽しめそうな道だった。
鳥栖JCTから九州道へ。昨日、雪でえらい目に遭った区間は、今日はスムーズに流れていた。電光掲示板には渋滞の文字が書いてあったけど、関西のそれとは基準が違うのか、流れが多少悪くなっただけで、どっぷり日の暮れた18時すぎ、九州と本州も結ぶ関門橋の九州側のPA、「めかりPA」に到着。わずか2日間の九州滞在に別れを告げる。その後も高速を走り続け、湯田温泉に着いたのは20時。GSは淡々と走るけど、日暮れ後のこの時期の高速はやっぱり寒かった。明日はひたすら高速を走る。