HIRO-P'S ROOM

撮影場所:和歌山県串本町 橋杭岩 2024年3月

信州ツーリング2009 PART5

2009-09-26 23:00:29 | 鉄道関係

PART5 長野電鉄 須坂駅

 8月15日 2日目
 ルート:草津温泉→(R292・144他)→管平高原→(R406)→須坂

 今回のツーリングで2日目は、OFF日として考えていたので、キャンプ場をベースにのんびりと走ることにしていた。そのため、草津温泉の後は、ブラブラ走って、キャンプ場に早い目に戻って、温泉でも目指そうか程度の予定しか立てていなかった。
 ツーリングマップルで、「管平高原」というのがあって、「確か大学や高校の合宿がよく行われているところだったかな」くらいの認識で行ってみたら、案の定その通り。いたるところに学生がいて、のんびりできそうにないので、パス。ここでは、もくもくと黒煙を上げながら、学生をいっぱいに乗せた古いバスを何度も見た。最近のバスは、黒煙をはかないから、この光景は少し懐かしく感じた。

 管平高原が空振りに終わった(?)ので、キャンプ場に戻るかどうかで悩みながら、北上していると、「須坂駅左折」の標識が目に入った。信州ツーリングは3回目だが、長野電鉄はじっくり見たことがない。せっかくなので、行ってみることにした。



 国道から折れて、駅の方に向かって坂を下っていくと、どんどん気温が上がっていくのが分かる。須坂駅は、もっとこじんまりとした木造駅舎に小さな構内と勝手に思っていたのだが、着いてみてビックリ。立派な駅ビルがあって、改札口は2階にある。駅前は大手スーパーがあって、イメージしていたものと全く正反対の光景だった。時刻表を見ていても、1時間に4本運行されていて、都会の鉄道と変わることはない。
 バイクを置いて、その立派な駅ビルの端にあった跨線橋に行ってみると、これまた広い構内が広がっていてビックリした。



 残念ながら、跨線橋は背の高いフェンスが張ってあって、両手を上げてようやく写真が撮れるくらい。ちょうど茶色の特急車が入れ替えを行っていた。確か昭和30年代に製造された電車だ。それを見ていると、小田急からやってきた「ロマンスカー」が入線してきた(トップの画像の、白地に赤色の帯が入った車両)。小田急では10両以上繋がれていて、長野電鉄に異動したときに4両編成に短縮されたのだが、もともとボクは「ロマンスカー」自体見ることが初めてなので、違和感はない。まだまだ新しい車両なのに、バリアフリー対応ができないという理由で、長野電鉄へ異動していたとのこと。「ロマンスカー」は運転席が2階にあって、1階の展望室からは、前面展望ができる構造になっている。



 数分後、「ロマンスカー」がまた出発していった。どうやらこの駅で交換を行っていたようだ。偶然、この時間に来ただけなのだが、「ロマンスカー」の在籍は2本だけなので、2本とも見れたことになる。旧塗装の特急車や長電オリジナルの通勤車(↑の写真の左側の車両)も見れて、我ながらいい時間帯に来たものだと思う。



 「ロマンスカー」が出ていったあと、車庫の方を望遠で撮ってみた。以前からの塗装の特急車も1本見える。ただ、ほとんどは東京の私鉄からの中古電車が使われており、地方私鉄の現状は厳しいものであると思う。


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