HIRO-P'S ROOM

撮影場所:富山県 相倉合掌集落 2024年11月

廃線?

2005-12-22 20:02:00 | 鉄道関係

 今日は一年で最も日の短い冬至。今朝は吹雪になり、うっすら雪化粧になりました。さて、今日は昨日の夕刊で目に留まった「高千穂鉄道経営断念」の記事。九州、宮崎県の延岡と高千穂を結ぶ第三セクター高千穂鉄道は今年9月の台風で不通になってたのは聞いていたが、正式に廃線(?)になるらしい。?としたのは「民間資本の協力」が得られれば譲渡することもありえるらしい。僕はこの鉄道には乗車した事はないけど、沿線を走ったことがあって、1回目は’97年3月、自転車で高千穂→延岡と走り、2回目は’99年3月、バイクで高千穂の町に立ち寄っている。当時の写真が何枚かあるので、紹介したいと思う。

 まず、トップの写真は高千穂鉄橋を渡る列車('97年3月)。この高千穂鉄橋は高さ105㍍、長さ352㍍あって、東洋一の高さを誇る鉄橋らしい。この鉄橋のふもとに高千穂ユースホステル(YH)があり、出発前に列車が通ったのを慌てて撮ったので、木の枝が邪魔になってしまった。



 上の写真は、高千穂YHでは夜にこの東洋一の鉄橋を渡るというイベントがあって、その時撮ったもの('99年3月)。さすがに列車の走る横は危ないということで、桁下の保線用通路を歩いて渡るというものだが、夜とはいえ、スリル満点だったのを覚えている。



 上の写真はその橋を渡るツアーを終えて、天岩戸駅に入線する高千穂行きの列車。



 最後の写真は、高千穂駅に停車中のパノラマ車両('97年3月)。この鉄道沿線は、川沿いに走り景色がいい。だからこうゆう車両を使った観光列車も走っていた。高千穂渓谷は全国的に有名だし、少し足を伸ばせば阿蘇にも行けるのだから、観光路線としてもしばらくは安泰と思っていたけど、突然、経営断念という言葉を聞いただけに残念。南海貴志川線とか近鉄北勢線のように、経営再建に手の上げてくれる民間企業が現れたらいいのですが。

 補足:本日の写真は当時撮った写真をスキャナで取り込んでアップしました。


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