北海道ツーリング１１日目(７月２８日)

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑釧路湿原細岡展望台
　金曜日恒例の北海道ツーリングは今日で１１日目。今日から後半編に入ります。
　７月２８日(木) 47351KM→47521KM　晴・曇　多和平キャンプ場
　釧路→(R391他)→細岡展望台→(R391・道道1040)→多和平→
　(道道1040・R243・道道52)→表摩周→(R391・R243・道道1040)→多和平

　ようやく台風が去り、台風一過の晴天とまでいかなくても、なんとか晴れ。さて、今日からまた走り出すかというわけで、昨日は鉄道で行った釧路湿原へ。お決まりの細岡展望台へ行く。釧路川の蛇行が美しいこの展望台からの眺めは絶景。今回は時間があるので、釧路湿原駅に行く。この駅はログハウスの駅舎が特徴で、この時期だけ派遣されるという駅員さんと話していると単行の列車が到着。まぁそんなに乗ってないだろうと思ってると大間違い。バスツアーの観光客がわんさか降りてきた。ざっとその数１００人以上。３社のツアーが一緒だったみたいだが、こんな所まできてラッシュとは気の毒でもある。

　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑多和平展望台
　
　サルボ展望台に立ち寄った後、僕の大好きな多和平キャンプ場へ。町営の牧場の一部がキャンプ場になっていて、整備された芝生や雄大な地平線が広がりこの上ない設備のキャンプ場。ここは、生まれて初めてキャンプをした所だが、帰ってから調べて見ると、ちょうど９年前の今日ここでキャンプをしていたことが分かった。当時は自転車サークルの合宿で釧路から１日かけて到着したけど、今回はバイクだから、まだ昼過ぎ。とりあえず今夜の場所取り(人気のキャンプ場なので)と乾燥をかねてテントを張った後、以前からこのキャンプ場のレストランで食事をしたかったので、昼食に。牧場の中のレストランなので、なかなかお洒落な雰囲気がいい。

　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑表摩周第一展望台

　昼食が終わって散歩をして、まだ１４時前。テントでのんびりしても良かったが、晴れてきたので、摩周湖まで一っ走り。一っ走りといっても片道２０㌔以上はあるのだけど、これが北海道の距離感覚。あと、このキャンプ場の唯一の欠点として風呂がないので、１５㌔離れた弟子屈の街まで行かないといけない。というわけで、ブラっと摩周湖に向かうと雲が出てきて、また５日前のように霧で見えないかと思っていると、強風の影響で見えてしまった。まぁここまで来たのだから見えるにこしたことはないけど、摩周湖が見えると出世が遅れる(女性なら婚期が遅れる)と言うし・・・ちょっと複雑。強風のおかげで湖面は波打っていて、きれいな湖面の色を見ることが出来なかった。

　弟子屈で温泉に入った後、再びキャンプ場へ。風が強いがキレイな夕暮れになった。バイクの数は１０台くらい。皆好みのところにテントを張っている。そして、この夜は満点の星空が広がった。画像でお見せできないのは残念だが、今回のツーリングで最初で最後の素晴らしい星空が広がっていた。