８月２２日(土)、２３日(日)の２日間、昨年に引き続き岡山県美作市で行われた、「６ｔｈ ミッドナイトエンデューロｉｎ岡山国際サーキット」に参戦してきました。
一昔前にはＦ１レースも行われたことのある岡山国際サーキットで、夜間から早朝にかけて行われる１０時間耐久レースとお手軽な４時間耐久レース。今回は、４時間耐久に「高速スプリンター」のＭ氏とＪ君が参戦、１０時間耐久レースには、「ぼちぼちいこか」的なＫ氏とＴ君、ボクが参戦しました。その他、四国からＯ氏と広島からＵ君が応援メンバーとして駆けつけてくれました。このメンバー、すべて大学時代のサークル仲間、後輩で、今でもこうやってお付き合いできるのが嬉しいかぎりです。
今年のレースは雨が心配されましたが、来る途中に大雨に降られるも、ここは曇り空。路面はドライ。昨年とは違い、この時期としては涼しく、絶好のレース日和(チャリレースとしての)です。ちなみにボクはここに来るまで、ずっと１９時スタートと思っていましたが、今年は耐久レース前にタイムトライアルレースが新設された為、10時間耐久は２０時スタートの翌朝６時ゴールと昨年と比べて１時間後にずれました。
昨年のレース(記事はこちら)は、スターティングメンバーだったので、コース上でスタートの瞬間を味わいましたが、今年は２番手だったので、スタートの様子を捕らえることができました。ＨＰ上では総勢1,610名のエントリーがあったといい、スタート前のピットは大混雑しています。
<-- ミッドナイトエンデューロ スタート -->
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２０時いよいよスタートの瞬間です。このレースは、ママチャリや車椅子の選手もいるので、みんな楽しみながらレースが始まりました。今回はＫ氏による綿密(？)なタイムスケジュールがあり、ボクのチームは、１周3,703ｍのコースを３周交代、１周のタイムは８分以内のノルマが課せられました。３名なので、１時間に１回程度順番が回ってくる計算です。
一番ライダーのＫ氏が帰ってきて、ボクの番、１回目はまだまだ余裕なので、飛ばせます。今回からＳＰＤシューズ(ペダルと靴を金具で止めることのできる専用シューズ)を履いているので、上り坂も前回とは比べ物にならない位、スピードアップ。いくら頑張っても１周８分の壁が打ち破れなかった前回に比べて、今回は楽勝で８分の壁を破り、1周７分台で走り抜けます。
途中、抜かれる時に声をかけられたので、振り返ってみたら、大先輩のＡ氏でした。Ａ氏は１０時間耐久をソロで出ているとの事。さすが日頃から体を鍛えられているなぁと思いました。
<-- ミッドナイトエンデューロ ４時間耐久ゴール -->
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Ｍ氏とＪ君の参戦した４時間耐久は、日付の変わる０時がゴール。最終ランナーのＭ氏はゴール時間直前に見事スタート地点を通過し、１周追加することができました。結果は５位入賞(！)。日ごろからトレーニングを積まれているので、その成果が出たのでしょう。
４時間耐久が終わって、ボクのチームのレース時間が半分を過ぎる頃、睡魔が襲ってきます。まぁ普段は寝ている時間ですからね
。睡魔に負けずとペダルを漕ぎ続けますが、さすがにペースダウンしてきました。途中、２０分ほど仮眠を取ったりして、出来る限り体調を整えて走ります。３時４時と時間が経つにつれて肌寒くなってきました。霧も出てきて昨年とは明らかに気候が異なります。
５時、昨年のレースならゴールの時間。今年は１時間遅い６時ゴールなので、まだまだレースは続きます。Ｋ氏のスケジュールで予め覚悟はしていましたが、今回、ボクがラストライダーになりました。４時間レースのゴールでも少し触れたように、このレースは何周したかで順位を競うので、６時にスタートラインを通過したかどうかで、順位が変わってきます。５月の中山サーキットのレースでは辛い思いをした(記事はこちら)なので、今回は負けるわけにはいきません。Ｋ氏からバトンを受け取ったのは、レース終了の２３～２４分前。それまではペースダウンで１周８分かかっていたので、それではラスト３周が回れない計算・・・朝日を浴びながら全力疾走しました。ピット前の声援も振り切って全力疾走。おかげ様で１周平均７分６秒とスタートした時よりも早いペースで走りきり、４周走ることができました。久しぶりに全力を出し切ったという達成感と感動。もちろんみんなの協力、声援があって実現したもの。感謝しています。
レースの最終結果は見れませんでしたが、４時の時点で総合で９６位、クラス(オープンＡ)で６２位。クラスは１１１チーム参戦していたので、真ん中の順位ということで、「ぼちぼちいこか」的なチームでは、なかなかの成績だったと思います。５月のレースでは最下位だったから、それに比べればかなりの進歩。来年も頑張って走りましょう。
